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自治体の皆さまへ

町長コラム vol.47

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茨城県八千代町

■みんなの夢に挑戦!
まちづくりスローガンに「夢」という言葉を使いましたが、この言葉を使うことは、昨年末に決めていました。夏にパリオリンピックが開催され、若者がそれぞれの夢に向かって厳しい練習に耐え、激しい戦いに勝ち残り日本の代表となり、さらに金メダルに向けて歩みを進める様を想像した時、景気の低迷、戦争、新型コロナウイルス感染症等による生活の不安により私たちは疲弊している。そういう時だからこそ、夢や希望という言葉が脳裏に浮かびました。
もう一つは、まちづくりで先を行く地域は「過去の幻想」ではなく「未来への夢」を見ているという論者がいて、これはほぼ言い当てている言葉と感じました。先を行く地域とそうでない地域の圧倒的な違いは、ここにあると結論付けをしています。先を行く地域の人は圧倒的に「未来の話をする」ということです。自分たちはこれからどうなると予想していて、それに対して何をしているのかという話をしている。未来の夢を語るのは、普段からそういう話をしている人でないと難しいと言われます。夢には、自分たちの主体的な考えがあり、しかも動機付けがなされていなければ伝わらない。どうにかして、それを実現するためにチャンスを作ろうとする。つまり、話が適切な協力者を形成していくためになされていることになります。
このような地域であれば「何か一緒に仕掛けてみたいな」という気になるのではないかと。要するに、過去にとらわれ問題の指摘と文句しか言わない地域には、人・物・金は集まらず、幻想をさっさと捨てて現実と向き合い、未来に向けたアクションをしていく地域に人・物・金が集まるようです。
共感できる話として、「都合のいい情報を信じ、だれからも嫌われたくないという心情はわかるが、それによって子どもたち、孫たちの未来が失われる。そこでどう行動するかは私たち自身次第だ」ということも加えています。
今まさに夢を語り、財源を稼ぐ時代です。稼いで町や人に投資し、例え人口が減少しても、人手に困らない、財政危機にならない、まちの活力が衰えない元気な八千代町づくり。私の「夢」です。4年間のお付き合いをよろしくお願いいたします。

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