■中古自動車の購入トラブル
中古自動車購入の際のキャンセルトラブル、購入した中古車の品質に関するトラブルの相談が国民生活センターなどに寄せられています。
▽相談事例
・インターネットで見つけた中古車販売店に行き、30万円の車を現金で支払う売買契約をし、注文書に署名・捺印した。帰宅後、家族に反対されたので、翌日、電話でキャンセルを申し出たところ20%のキャンセル料がかかる。クーリング・オフはできないと言われた。
・中古車情報サイトで現車を見ずに購入したところ、運転して初めてエアコンの故障がわかった。説明がなかったので、販売店に補償を求めたい。
・ネットオークション事業者から車を落札した。自宅に運転して帰るまでに2回故障した。返品したいが、事業者が受け付けず不満だ。
▽アドバイス
・自動車の売買契約はクーリング・オフの対象外です。
・注文書の内容や書面などに書かれている約款をよく読み、わからない点があれば、必ず販売店に確認し、納得してから署名・捺印するようにしましょう。
・中古車の販売価格の表示が「支払総額」に変わりました。(令和5年10月1日~)中古車の「支払総額」とは「車両価格」に当該中古車を購入する際に最低限必要な「諸費用」を加えた価格です。「定期点検整備や保証の有無」・「走行距離」・「キズ」・「修復歴」についても購入前に確認し、納車準備費用・納車整備費用などを請求されていないかも確認しましょう。
・中古車選びは、販売店選びです。トラブルを防ぐために、信頼できる事業者を選びましょう。
参考:国民生活センター・全国消費生活相談員協会
問い合わせ:
(1)まち未来創造課 消費生活相談窓口
毎週月・水曜日(祝日除く)午前10時~正午、午後1時~5時
・リモート相談もご利用ください! 毎週火・木曜日(要予約)
【電話】68-2211(内線246)
(2)茨城県消費生活センター
平日と日曜日(日曜日は電話のみ)午前9時~午後5時(日曜日は午後4時まで)
【電話】029-225-6445
(3)国民生活センター(消費者ホットライン)
土・日曜日、祝日 午前9時~午後4時
【電話】188(いやや!)
※他市町村へのご相談はご遠慮ください
<この記事についてアンケートにご協力ください。>