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自治体の皆さまへ

認知症地域支援推進員のつぶやき No.76

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茨城県利根町

~みんなにやさしい地域へ~
先日、5歳の長男が保育所で、キャラバンメイト(認知症について分かりやすく伝える活動をしているボランティア)による、「認知症サポーター養成講座」を受講してきました。内容を聞いてみると、「おじいさん、ばあさんが困っていたら優しく声をかける」、「こんにちは、と挨拶をする」ということを学んだそうです。そういえば、長男が3歳くらいの頃、道行くお年寄りに「こんにちは!」と大きな声で挨拶をしたところ、相手の方が少々驚いた表情で、「こんにちは。ありがとうね。」と返してくださったことがありました。長男は「なんでありがとうって言ったの?」と不思議そうな表情をしていましたが、「声をかけてくれてありがとう」という意味だったのだと思います。
認知症の方に限らず、人に「優しく接する」「困った時は声をかけて助け合う」ことはとても大切なことですね。身近な大人が、近所の方や高齢者に笑顔で挨拶をしたり、優しい言葉をかける姿を見せることで、子ども達は自然と学んでいきます。優しく言葉をかけたり、手をかしてくれる人が町中にいれば、認知症になっても安心して暮らしていくことに繋がります。何か特別なことではなくても、自分ができる小さなことを積み重ねていけるといいですね。

※認知症サポーターとは
認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対して、できる範囲で手助けする「認知症サポーター」を養成し、認知症高齢者等にやさしい地域づくりに取り組むこと。

■私たちはここにいます!
認知症地域支援推進員配置施設
・利根町地域包括支援センター【電話】68-2211
・利根町保健福祉センター【電話】68-8291
・複合福祉施設 響【電話】61-8500
・介護老人保健施設もえぎ野【電話】84-6081

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