■見えにくい被害~精神的な暴力について~
DV(ドメスティック・バイオレンス)とは「親密な関係にあるパートナーからの暴力」のことを指します。
DVというと、殴る・蹴るといった「身体的暴力」をイメージすることが多いかもしれませんが、
例えば…
・外出しようとすると怒鳴る
・「誰のおかげで生活できるんだ」とののしる
・人前でバカにする
・話しかけても無視する など
このような言葉や態度で相手を追い詰める行為(精神的暴力)によって、心身に有害な影響を与えることも「DV」です。
■DVにはサイクルがある
あなたはパートナーを「暴力さえなければ、本当は優しい人」と思うことはありませんか。
DVには、一般的にサイクルがあるといわれています。
■DV防止法改正により「精神的暴力」も対象に
令和6年4月1日より、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律の一部を改正する法律(令和5年法律第30号)が施行されます。これにより、従来の身体に対する暴力だけではなく、重篤な精神的被害を受けた場合にも、接近禁止命令(DVの加害者を被害者から引き離す)などの対象が拡大するなど、保護命令制度が拡充されます。
■ひとりで抱えこまないで
茨城県配偶者暴力相談支援センターでは、専門の女性相談員がおり、あなたと一緒に考え問題解決のため助言します。相談は無料、秘密は厳守します。匿名での相談も可能です。
●茨城県配偶者暴力相談支援センター
▽電話相談
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・土日祝日 午前9時~午後5時
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(※電話・面談相談ともに年末年始はお休みです)
問い合わせ先:政策企画課 政策企画係
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