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自治体の皆さまへ

シリーズまち・ひと・しごと #58(2)

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茨城県利根町

■新しくなった利根消防署をよろしくお願いします!!

▽清潔感と開放感あふれる新庁舎
「地域住民から幅広く親しまれ、災害に強く安心感を与えられる消防庁舎」をコンセプトに建設された利根消防署の新庁舎が、令和5年10月に完成、旧庁舎からの移転作業を経て、同11月から本格的に始動しています。
職員が迅速かつ安全に出場できるよう、コンパクトな出場動線が確保され、独立した救急車庫には消毒室や救急資機材専用の倉庫も併設しています。
2階は、主に職員の執務スペースで、大きな窓のある開放的な事務室や研修室などがあり、24時間勤務職員の生活スペースとして、完全個室型の仮眠室、女性職員専用の浴室なども新たに設置されました。
敷地内には、稲敷広域消防本部管内では初となる「実践的訓練用街区施設」を設置し、一般住宅や共同住宅での火災や救出活動を想定した実践的な消火・救助訓練を行うことができるようになりました。また、ヘリコプターの緊急離着陸場も備えており、重症患者を搬送するドクターヘリや防災ヘリの離着陸も可能です。
そして1階には、開放感あふれるエントランスホールや、誰でも利用できる「みんなのトイレ」が設置されているなど、清潔感と開放感あふれる消防署となっています。

・休憩スペースとして、誰でも利用可能なエントランスホールには、バリアフリーに配慮した「みんなのトイレ」もあります(災害対応などで職員が不在になる時は、一時利用できなくなる場合があります)
・管内では初となる「実践的訓練用街区施設」で、より実践的な訓練が可能になりました
・10月29日、関係市町村長など来賓約60名が出席し、新庁舎完成を祝う竣工式が行われました
・庁舎建物裏には、ヘリコプターの離着陸場を備え、ドクターヘリの離着陸などにも対応しています
・完全個室型の仮眠室は、女性専用を含め、10室を完備。職員からも好評です
・2階の事務室から階段で降りてきて、すぐに着替えて出場できるよう動線が設計された出場準備室
・大きな窓のある解放的な事務室。職員が3チームに分かれて、3日ごとに交代で24時間勤務を行っています
・災害対応などで職員が不在の時は、庁舎玄関前に設置されている駆込通報装置をご利用ください。受話器を取ると自動で119番に繋がります

▽署長からのコメント
町民の皆さまには、平素より消防行政ならびに火災予防に対して、格別のご支援とご協力を賜り、心から感謝申し上げます。利根消防署は、昨年の10月に新たな防災拠点として、訓練施設やヘリコプターの緊急離着陸場を備えた庁舎が完成しました。新庁舎は過去の感染症の経験を踏まえ、感染対策を考慮した施設となっています。近年の多様化する災害に向け、さらなる人材育成、消防力の向上に励み、安心・安全な地域社会の実現に向け、職員が一丸となって最善を尽くす所存でありますので、ご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
利根消防署 署長 鈴木 智

■稲敷広域消防本部 利根消防署
竣工日:令和5年10月29日
敷地面積:5,184.95平方メートル
延床面積:1039.59平方メートル(1F493.14平方メートル、2F546.45平方メートル)
職員数:27名(男性24名 女性3名)
平均年齢:34.9歳
住所:利根町横須賀1163
【電話】0297-68-3755

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