とねまち プレイバック

38／39

■昭和43年9月発行　広報とね
昭和43年9月に発行された「広報とね」に、「涼を求めて盆踊り円明寺の境内にぎわう」という記事が掲載されていました。
記事の中に、「立木はもとより、利根町全体の町民のみなさまに夏の夜を楽しく涼しく過ごしていただくため」と記載があり、当時から立木区の盆踊りは、利根町全体の町民に親しまれているお祭りであったことが伺えます。
この記事から約半世紀、現在もなお地元の人に支えられ、立木の盆踊りは続いています。主催の青年会は解散してしまいましたが、現在は「若睦會(わかむつかい)」として復活し、なかには青年会、若睦會と親子二代で参加している人もいます。昔ながらの太鼓演奏を引き継ぎ、今も伝統を守っている力強い太鼓が立木盆通りの見どころの一つです。
今年の立木盆踊りは、立木地区の送り盆に合わせて、8月15日(木)に開催されます。盆踊りのほか、かき氷やスーパーボールすくい、型抜きの出店をはじめ、今年は「鯛焼き屋Green」さんの出店もあるそうです。昨年大好評だったビンゴ大会もあり、大人から子どもまでみんなで楽しめる盆踊りになっています。
皆さま、ぜひお誘い合わせのうえ、ご参加ください。

・伝統ある地元の和太鼓を守り、継承する「若睦会」
20代から40代の若衆たちが会場を盛り上げます毎年恒例の若睦会によるかき氷の出店も大好評です

・昨年の立木盆踊り会場の様子
たくさんの人が集まり、太鼓の櫓(やぐら)を囲うように、踊り手の輪が2つ出来ていました

※立木盆踊りの詳細については、本紙掲載のQRコードより、若睦會のインスタグラムをご確認ください