■心の余裕を大切に!
先日のオレンジカフェに遊びに来られた男性のつぶやきです。
ある運動クラブを楽しみに通っていたそうですが、ここ最近、足が向かなくなってきたそうです。ある練習の日、毎回その日の得点を発表されるそうですが、歳を重ねるにしたがい思うような成績を残せなくなり、周りの参加者を見ると、ご自身が一番の年長者になっていたことに気付いたそうです。それでも健康の為にと参加を続けていましたが、主催者のアナウンスが聞こえず隣の方に聞いてみると「何度も同じことを聞くな」と冷たい返事が返ってきたそうです。自分がいると迷惑をかけてしまうのではないか?だから卒業しようか…と悩んでいるとのことでした。
私たちが生活をしていく中で、なにげない会話の中に、喜び・悲しみ・怒りの感情が生まれます。だからこそ、大切にしたいのは相手の立場に立って考える心の余裕を持つことではないでしょうか。いつかは自分自身も年を取り、忘れることも増えるでしょう。体も衰え、補聴器のお世話になるかもしれません。その時に自分だったらどんな声掛けをしてもらったら嬉しいでしょうか?会話は人間社会の基本です。孤独にしないこと、心の健康が体の健康につながります。
大好きな家族・心強い隣人・心を許せる友人がいたら安心して生活できますよね。私の手元にも介護保険証が届き、普段の暮らしの継続が何よりの幸せと感じるようになりました。高齢者の仲間の皆さんと幸せの輪を広げていきたいと思う今日このごろです。
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