■「新しい認知症観」とは
高齢化の進展に伴い、団塊の世代が75歳になる今年(2025年)には、認知症の人は約700万人(65歳以上の高齢者の約5人に1人)となる見込みです。認知症の人を単に支えられる側と考えるのではなく、「認知症の人が認知症とともによりよく生きていく」ことができる環境整備が必要となります。
令和6年1月、「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が施行されました。ここでは、「認知症になったら何もできなくなるのではなく、認知症になってからも一人一人が個人としてできること・やりたいことがあり、住み慣れた地域で仲間などと繋がりながら、希望を持って自分らしく暮らし続けることができる」という「新しい認知症観」が示されました。私たちは、「古い認知症観」から「新しい認知症観」へ意識を転換していくことが求められています。まずは、一人一人が、自分のこととして、認知症への理解を深めていくことが大切です。
表:認知症地域支援推進員研修資料より
■私たちはここにいます!
認知症地域支援推進員配置施設
・利根町地域包括支援センター【電話】68-2211
・利根町保健福祉センター【電話】68-8291
・複合福祉施設 響【電話】61-8500
・介護老人保健施設もえぎ野【電話】84-6081
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