■離乳食とアレルギーについて
子どもの離乳食を始めるにあたり、調理方法や食材などで悩みを抱えている人は少なくありません。その中でも、アレルギーについて気になる人が多いのではないでしょうか。アレルギーの治療や管理に関しては、医師等へ相談の上、正しい診断に基づいた対応をすることが大切です。
○アレルギーを防ぐためのポイント
・自己判断で離乳食の開始を遅らせない
食物アレルギー予防のために、離乳食の開始や特定の食物の摂取を遅らせることは推奨されていません。生後5~6カ月頃を目安に摂取を始めましょう。
・妊娠中や授乳中に母親の食事制限をし過ぎない
極端な食事制限は母親の栄養状態が損なわれる恐れがあります。栄養バランスの良い食事を取ることが大切です。
・新しい食品は1日1種類からにする
子どもが初めて口にする食べ物は、1日1種類、離乳食用スプーン1さじを平日の午前中に与えましょう。万が一アレルギー反応が出ても、医療機関で受診しやすくなります。受診の際は、食べた物の種類や量、どのような症状が出たか、食べてから症状が出るまでの時間や症状の持続時間など、医師に伝えられるようにメモしておきましょう。
・早めに湿疹の治療を始める
湿疹や乾燥肌等の皮膚の炎症がある場合は、早めに治療を受けましょう。皮膚のバリア機能を保ち、アトピー性皮膚炎予防のために日頃からスキンケアを心掛けましょう。
子どもの食事や栄養について不安や悩みがある場合は、お気軽にご相談ください。
問合せ:(福)子育て包括支援課
【電話】48-6881
<この記事についてアンケートにご協力ください。>