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自治体の皆さまへ

【特集】このまちの安心・安全のために 2

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茨城県古河市

■自分たちのまちは自分たちが守る マチノマモリビト 古河市消防団
火災や災害が起きた時、駆け付けてくれるのは消防士だけではありません。地域を守るため、自宅や職場から現場に出動し、奮闘するのが消防団員です。消防士と連携し、被害を最小限に食い止める活動を行います。

◇消防団の主な活動内容
・災害対応…火災現場での消火活動のほか、地震や水害といった大規模災害時の避難誘導、巡回などを行います
・広報活動…春と秋に行う火災予防運動での広報活動や、イベントなどでのPR活動を行います

◇消防団Q&A
Q どのくらいの頻度で活動していますか?
A 昨年は各分団で平均10回の火災出動がありました。平常時には、訓練や消火栓の点検、市の防災訓練等への参加がありますが、全てに参加しなければならないことはなく、仕事等を優先としています

Q 報酬・手当てはありますか?
A 階級等により異なりますが、一般の団員で年額50,000円、火災出動1回につき4,000円が個人に支給されます。また、公務災害の補償制度があり、活動中に負傷した場合は治療費等が補償されます

◇消防団員たちの声
・第7分団 藤野真さん
8年前に引っ越してきたことを機に入団しました。高校生の時に自宅が火事になり、助けてもらったことも入団を決めた理由の一つです。夜中の出動など大変なこともありますが、地域の安全を守るため、自分にできることをやろうという思いで活動しています。

・第17分団 小田倉剛史さん
火災の現場には消防士より早く到着することもあり、時には最前線で消火活動を行うこともあります。そのため、責任感がとても強くなり、やりがいを感じるようになりました。また、地域の人たちとつながりが持てるため、交友関係が広がることも魅力です。

・第23分団 北原大聖さん
消防団は上下関係が厳しいという昔のイメージがありますが、今は若い世代も多く、分団長として楽しく活動できるよう努めています。また、大切な人を守るための防災意識を身に付けることができるなど、入団して自身の成長につながっていると感じています。

・女性消防団 長濵久江さん
地域の防災訓練等での救命講習や、火災予防運動の時には市内を巡回し、防火の呼びかけなどをしています。活動を通じて、たくさんの人と出会えたことが何よりの財産です。さまざまな職業や世代の仲間たちと、和気あいあいと楽しく活動しています。

◇~マチノマモリビト~消防団員募集
入団資格(基本要件):
・18歳以上の人
・市内に住んでいる人、または市内に勤務している人
・やる気があって、心身ともに健康な人

[古河市消防団 団長 井上功さん]
消防団は地域になくてはならない組織です。年々、団員数が減少しているため、私たちは新しい仲間を必要としています。あなたも「マチノマモリビト」になって、自分たちが暮らす大切なこのまちを一緒に守っていきましょう!

問合せ:(三)消防防災課
【電話】76-1511

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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