■古河にJリーグ参入クラブを
全国クラブチームサッカー選手権で優勝
古河シティFCの皆さん
古河シティFCの代表を務める坂本さん。かつて「サッカーのまち」と言われた古河を、もう一度サッカーで盛り上げようと、昨年1月にクラブを設立しました。
現在、18歳から29歳の25人の選手が在籍し、練習は平日週2日。土日は練習試合や公式戦が続くため、体力的にも過酷だと言いますが、ファンの後押しもあり、県社会人2部リーグの首位を維持しています。
坂本さんが描くクラブ像は「地域と共に歩むサッカークラブ」です。クラブの理念に賛同してくれる地域や企業を大切にし、地元のイベントや地域貢献活動にも積極的に参加。古河を明るくし活気づかせたいという思いの下、人との触れ合いを大切にしてきました。リーグ戦と並行して、10月に福島県で行われた全国クラブチームサッカー選手権には、100人以上の応援団の姿が。その光景を見て、地域一体でクラブを作っていると強く実感したそうです。
2035年のJリーグ参入という具体的な目標を掲げ、日々練習に励む古河シティFCの皆さん。12月1日には、1部リーグへの昇格を賭けた試合に臨みます。将来、シティブルーに染まる超満員のスタジアムで、選手たちの躍動する姿が見られる日を楽しみにしています。
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