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華のある都市(まち)古河 令和6年度施政方針 2

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茨城県古河市

■令和6年度 5つの重点施策とその他の取り組み
詳細は市ホームページで確認できます

◆若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる
○〔新規〕小中学校給食費の無償化 4億3,221万円
物価高騰による子育て世帯の経済的負担を軽減するため、今年度は小中学校に通う児童生徒の学校給食費を無償化します。

○〔新規〕生徒の精神不調を可視化するITツールの導入 142万円
自殺リスクや精神不調を可視化するツール「RAMPS(ランプス)」を中学校に導入します。悩みや不安を抱える生徒の心身状態を知ることで、学校での支援の必要性を早期に判断し、さまざまな問題行動の予防を図ります。

◆安心な暮らしを守り、魅力的な地域をつくる
○〔拡充〕防災力の強化 2,254万円
災害時に必要な備蓄品の適切な管理と切れ目ない輸送のため、民間物流事業者との連携を始めます。また水害を想定した地域防災訓練では、浸水想定の深い区域に住む避難行動要支援者の民間バスを使った避難や、市民の自家用車による避難訓練などを行います。

◆GX・DXの加速
○〔拡充〕カーボンニュートラルの推進 943万円
中学校への「押しかけ講座」を小学校にも拡大し、カーボンニュートラルを身近なこととして取り組める人材を育成します。また企業による取り組み拡大を目指し、省エネ診断補助金の対象業種を全業種に広げ、配電盤茨城団地と進めているグリーン化の取り組みを市内全体へと推進していきます。

○〔拡充〕自治体DXの推進 2,537万円
今年度の新しい取り組みとして、市民の利便性向上を図るため、主な窓口やオンライン申請時のキャッシュレス決済機能を導入します。またAI活用の観点から、行政事務の効率化を図るためにChat(チャット)GPTを導入し、活用を推進します。

◆地域の特性を活(い)かした、仕事をつくる
○〔新規〕〔継続〕新たな産業用地の創出 1億1,630万円
未来産業用地開発事業として官民連携による新たな産業基盤の整備により、地域経済の好循環と新たな雇用の創出を目指します。「大堤地区」では、開発に向けた課題と対応策を検討するための基礎調査を実施します。市内外から多くの人が集まる環境づくりと市の魅力向上を目指した新たなまちづくりの拠点整備に取り組みます。「東山田・谷貝地区」では、立地企業の一日も早い稼働に向け、造成開始に合わせて周辺の道路や水路の整備を進めるなど、さまざまな支援を行います。

◆移住と定住を促し、新しい人の流れをつくる
○〔新規〕移住・定住の促進 5,700万円
100年先も豊かさにあふれる持続可能なまちを目指し、定住に目を向けた新たな住宅支援策を始めます。39歳以下の若者世帯や15歳以下の子どもを養育する子育て世帯の市内定住を促進するため、若者・子育て世帯まちなか住宅取得奨励金を新設します。

○〔継続〕市の魅力発信 3,542万円
市への愛着や誇りを向上させるブランド戦略を引き続き進めます。今年度は市民を巻き込んで市の発信力を高めるために、動画制作やSNSの効果的な活用方法を学んで実践するワークショップを開催します。また特設ウェブサイトでは、市外からの視点を取り入れた記事や市内企業と連携した記事を追加し、さらなる内容の充実を図ります。

◆産業労働 活気とにぎわいのあるまちづくり
○〔継続〕〔拡充〕古河市賑わい創出プロジェクト(観光イベントの拡充と拠点施設の充実) 7,293万円
地域の強みを生かしさらなるにぎわいを創出するため、既存観光イベントの拡充や観光拠点の充実を図ります。桃まつり(令和7年3月)のサイドイベントの開催や、道の駅まくらがの里こがにおいて新商品の開発・販売を行います。

○〔拡充〕花火大会の開催 3,000万円
観光客の市内回遊や交流人口の増加を目的に、5年ぶりに夏の風物詩である花火大会を開催します。安全に開催するため関係機関と調整を進め、地域活性化を図ります。

◆生活環境 安全で快適なまちづくり
○〔新規〕空き家を活用したモデル住宅の整備 3,033万円
空き家を活用した住宅政策推進のため、市外の若者世帯を対象にリフォームした空き家のサブリース(転貸)賃貸をモデルケースとして実施します。空き家の利活用や若者世帯に対する移住定住の効果を検証し、新たな住宅政策の展開を目指します。

○〔拡充〕防災行政無線システムの機能強化 7,970万円
耐用年数経過のため、防災行政無線のシステム更新を実施します。更新に伴い、放送と同時に防災防犯メールやSNSなどで無線内容の一斉配信を可能にすることで、災害時等における情報伝達力を強化します。

◆都市基盤 魅力的で利便性の高いまちづくり
○〔拡充〕古河市賑わい創出プロジェクト(公園施設の整備) 9,833万円
市内の観光拠点として位置付けている古河公方(くぼう)公園、サンワ設計ネーブルパークをより魅力的な空間にするために公園施設の整備に取り組みます。古河公方公園は昨年度に整備したカキツバタ園の拡張と園路整備を行い、サンワ設計ネーブルパークはキャビンエリアの改修とサウナを新設し、来園者の増加を図ります。

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