令和5年度に古河市消費生活センターへ寄せられた相談は768件で、そのうち29%がインターネットトラブルに関する内容でした。デジタル機器は便利ですが、リスクも増しますので注意が必要です。
■偽の警告表示にご注意を
パソコンを利用中、ウェブサイトに表示された広告をクリックしたら、突然「ウイルスに侵された」と警告表示が出て動かなくなり、警告音も鳴り出した。大手ソフトウェア会社のマークと電話番号が表示されたので電話をすると、遠隔操作で復旧させるのにサポート契約が必要と言われた。怪しいと思い電話を切ったが心配だ。
■センターからのアドバイス
パソコン利用中に突然出る警告等は偽物の可能性があります。電話をすると遠隔操作をするためソフトをインストールするように言われ、サポート料を電子マネーで要求されます。これは被害者の動揺を誘い、電話をかけさせるサポート詐欺の手口です。電話をしてはいけません。警告表示の消去方法などの技術的な相談は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の情報セキュリティ安心相談窓口:【電話】03-5978-7509にご相談ください。
問合せ:古河市消費生活センター((古)商工観光課内)
【電話】23-1718
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