キラリ古河ビト

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■「楽しい!」を伝えたい
世界を舞台に活躍するダンサー　井上あやさん(31歳・本町一丁目)
枠にとらわれない自由な発想と表現力豊かなダンスで、見る人を魅了し続ける井上さん。海外での公演やレッスン講師、ミュージックビデオへの出演など、活躍の場を世界に広げています。
今月、メキシコでの公演を控える井上さんに、今後の夢や地元古河への思いを伺いました。

5歳の時に、池田祥子舞踏学園でダンス人生をスタートさせた井上さん。恩師の池田先生からダンスの基礎をしっかりと学び、20歳の時にさらなる高みを目指してニューヨークに3年間留学しました。
期待を胸に参加した最初のレッスン。そこで見た、型にはまらない表現をするダンサーの姿に、かつてない衝撃を受けたと井上さんは話します。何も分からない土地で苦労することも多かった留学生活でしたが、この時の経験がダンスを続ける上での自信になっているそうです。何より、言葉が通じなくてもダンスを通じてたくさんの人とつながれたことが嬉しかったと言います。
留学後はダンスの講師やコンテストへの出場など、世界各国で精力的に活動を続けてきました。膝の靭じん帯たい断裂など挫折も味わいましたが、この怪我を機にインドに赴き、ヨガインストラクターの資格を取得。自身の活動の幅をさらに広げています。
今後は大好きな古河を盛り上げるため、市内にダンスが踊れてヨガもできるスタジオを作りたいと夢を語る井上さん。そんな井上さんの実家は市民に愛される丸満餃子。幼い頃から食べてきた、世界一おいしいと言う餃子を原動力に、今日も夢に向かってステップを刻んでいます。