■骨粗しょう症を予防する食生活
骨粗しょう症とは、骨密度が低下して骨がもろくなり、骨折しやすい状態になることです。骨密度は20歳をピークに、中高年期から徐々に低下していきます。特に女性は、女性ホルモンの減少に伴ってカルシウムが吸収されにくくなるため、骨粗しょう症になりやすくなります。
◆食生活のポイント
○1日3回の規則正しい食事
骨の健康のためにはカルシウムの摂取が重要ですが、それだけではありません。骨の元となるたんぱく質、カルシウムの吸収を促進するビタミンD、骨へのカルシウムの取り込みを助けるビタミンKなど、さまざまな栄養素が必要です。欠食すると必要なエネルギーや栄養素が不足してしまうため、1日3回の食事をしっかり取りましょう。
○栄養バランスを考える
主食(ご飯、パン、麺)、主菜(肉、魚、卵、大豆製品)、副菜(野菜、きのこ、海藻)がそろった栄養バランスの良い食事を取りましょう。食品が偏らないようにすると、それぞれの食品に含まれるさまざまな栄養素を摂取することができます。
○適量の牛乳・乳製品を取る
牛乳や乳製品は、カルシウムが多く含まれるだけでなく、吸収率も優れています。牛乳200ミリリットルで、成人が1日に取るカルシウム推奨量のおよそ3分の1を補うことができます。
問合せ:(福)健康づくり課
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