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健康百科

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茨城県古河市

■指定感染症について
▽感染症の種類
国では、まん延によって国民の生命と健康に重大な被害が及ぶ可能性のある感染症を、感染力や毒力の程度に応じて1~5類に分けて必要な措置を行います。これまで、新型コロナウイルスは2類相当として強い措置が取られてきましたが、5月8日をもって通常のインフルエンザと同じ5類相当になります。

▽結核が2類感染症の理由
2類感染症の代表は結核です。日本では、先の大戦後に国民病ともいわれるほどまん延し、死者も多数出た感染症です。今は治療薬があるため、それほど心配はありませんが、しっかりと治療を受けないと、治りきらずに薬が効かなくなってしまうこともあります。そのため、現在も2類感染症に指定され、治療費は公費負担の対象となります。

▽5類に移行する新型コロナウイルス
5類になると、感染者の発生届は決められた医療機関からだけになります。入院措置もありませんし、濃厚接触者の扱いもなくなります。現在、新型コロナウイルスの公費負担については検討中です。
しかし、感染症であることに違いはありません。ですから感染予防は必須で、手洗いとマスクの着用が効果的です。重症化しやすい高齢者との対面時には、マスクの着用が望ましいでしょう。
古河福祉の森診療所 赤荻榮一医師

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