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自治体の皆さまへ

新年のごあいさつ

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岐阜県羽島市

■次代の「まちづくり」堅実に
羽島市長 松井聡

輝かしい新春を迎え、謹んでご祝辞を申し上げます。
本年、羽島市は市制施行70周年の節目を迎えます。市民の皆さま方とともに、未来へ向かって新たな一歩を踏み出すことができ、大きな喜びを感じています。
この記念すべき年を祝うとともに、市の歴史や文化、市民の皆さま方が築き上げてこられた幾多の功績を改めて見つめ直し、次世代のまちづくりに繋げるため、市政運営にまい進していく所存でございます。
羽島市では、財政の「安定化対策」に基づく実践的な予算編成と施策展開を続けています。包括外部監査や市民判定人の方々による事業仕分けに基づく事務・事業の点検に加え、歳出見直しや受益者負担の適正化、一時的な職員給与の削減など、行政改革に市役所一丸となって取り組んでまいりました。
その結果、財政の「安定化対策」の成果指標となる「財政調整基金(市の貯金)」の残高は、中期財政見通しで予測した推計値を毎年度上回っており、令和5年度末時点で28億円程度を確保できる見込みとなりました。
行政改革だけではなく、「まちづくり」の成果も客観的な数字として表れてきました。近年の地価公示や基準地価では、岐阜羽島駅や岐阜羽島インターチェンジ周辺の土地が、価格の上昇率上位地点にランクイン。高い宅地増進率により、駅周辺の状況は一変。土地の利用需要が高まることで新たな人の流れが生まれ、活力ある町並へと変わり始めています。
今後も、財政論を基盤としたバランスの取れた行政運営を心掛け、次世代を見据えたまちづくりを進めてまいります。
時代は平成から令和へと移り、社会情勢は予想を大きく超えるスピードで変化しています。現代を生きる我々を取り巻く環境も、日々多様化・複雑化しており、先の時代を正確に見通すことは困難な状況にあります。
今後は、従来型のマスメディア等から得られる情報を、自己の知識として落とし込む「学習」ではなく、これまでの学び習った事柄に「自ら確かめる」要素を加えた「学修」への転化が、正しい情報に基づく行動になると考えます。
市では、各種行政課題に関し、適時適切な情報を発信しています。これらの事象を自分事として捉えていただき、市民の皆さま方と問題意識を共有しながら、未来に向けて歩を進めてまいります。
皆さま方のより一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げ、年頭にあたってのごあいさつとさせていただきます。

■70周年を節目に新たな一歩を
羽島市議会議長 藤川貴雄

新年明けましておめでとうございます。
市民の皆さまには、新春を健やかにお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。日頃から市政運営と議会活動に対する格段のご理解とご協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。
現在、我が国を取り巻く環境はますます厳しく、緊迫した世界情勢、気候変動、物価の高騰、人口減少に伴う担い手不足等、大きな不安が広がっています。
このような中、市においてはコロナ禍で自粛していた様々な催し物や行事が開催されるようになりました。政策面においても、全国的な課題となっている公共交通に関して、市中心部におけるデマンドバスの実証実験が始まるなど、官民一体での新たな取り組みが行われています。
一方、市議会においては、昨年からタブレット端末を導入し、議案等のペーパーレス化を図るとともに、非常時の議会機能を継続するためのオンライン会議に向けた環境整備など、議会のデジタル化を進めています。また、議会の機能強化を図るため、常任委員会ごとに意見交換会を開催することとし、市民の皆さまと意見を交わすことができるよう、改革にも努めているところです。
今後も二元代表制の一翼を担う議会として、市政のチェック機能を担うとともに、市民の安全で安心な暮らしを守るため、皆さまのニーズを受けとめながら、誠心誠意取り組んでまいります。
今年、羽島市は、市制施行70周年を迎えます。歴史の節目を刻む年となり、また未来への新たな一歩を歩み始める年でもあります。ともに、明るい未来に向けて進んでまいりましょう。
皆さまには、より一層のご支援とご協力をお願い申し上げますとともに、ご健康とご多幸を心からお祈りいたしまして、新年のご挨拶といたします。

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