地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、地方公共団体は、毎年度、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率および将来負担比率の4つの比率からなる健全化判断比率ならびに公営企業の資金不足比率を議会に報告し、公表することとされています。
本町においても、令和4年度健全化判断比率および資金不足比率を算定しましたので、次のとおり公表します。なお、各市町村の数値は速報値(8月31日現在)となります。
いずれの比率においても、財政状況は『健全』と判断されます。
※各比率が一つでも下記判断基準を超えると、財政健全化計画等を策定した上での行財政運営を行うこととなり、地方債の借入れなどにおいては制約を受けることとなります。
1 健全化判断比率(数値が小さいほど健全)(単位:%)
※1 実質赤字比率とは、一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率です。
※2 連結実質赤字比率とは、全会計を対象とした実質赤字額または資金不足額の標準財政規模に対する比率です。
※3 実質公債費比率とは、一般会計等が負担する元利償還金および準元利償還金の標準財政規模に対する比率で3か年平均のものです。
※4 将来負担比率とは、一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率です。
※5 標準財政規模とは、地方公共団体が通常水準の行政活動を行う上で必要な一般財源の規模です。
・大子町に実質赤字額および連結実質赤字額はありませんでした。
・実質公債費比率および将来負担比率はどちらも基準を大きく下回っており、実質公債費比率は昨年度から0.4ポイント(R3:3.4%)増加し、将来負担比率は16.5ポイント(R3:28.9%)上昇しました。
・実質公債費比率については、普通交付税等の増額に伴い経常一般財源が増加したことにより、比率が減少しましたが、将来負担比率については、地方債現在高が増加したことで比率が上昇しました。今後も、中期的な財政計画を立てた上での予算の執行や国・県補助金等の財源確保に努め、これらの比率の上昇を最小限に留めていきます。
●大子町近隣市町村の健全化判断比率の状況
※数値が低いほど健全
県内最高 五霞町 13.5
県内最低 日立市 0.1
※数値が低いほど健全
県内最高 水戸市 132.9
県内最低 日立市ほか 該当ありません
●平成20年度決算からの大子町の比率の推移
本町が経営する2特別会計(水道事業会計および浄化槽整備事業特別会計)に資金不足額は生じませんでしたので、数値が入っていません。
大子町における両比率は、平成20年度決算と比較すると、実質公債費比率については、11.5ポイント(H20:15.2%)減少し、将来負担比率については、81.5ポイント(H20:126.9%)減少するなど健全化が図られております。
2 資金不足比率
本町が経営する2特別会計(水道事業会計、浄化槽整備事業特別会計)に資金不足額は生じませんでしたので、数値が入っていません。
※資金不足比率とは、公営企業会計を対象とした資金不足額の事業規模に対する比率です。
問合せ:財政課財政担当
【電話】72-1119
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