地域おこし協力隊活動報告 vol.90

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■公営塾「ことのば」スタッフ
隊員氏名　小池達也

町が委嘱する協力隊員として大子町に移住し、町内で活動している地域おこし協力隊員から、現在の活動について報告します。

皆様はじめまして。このたび地域おこし協力隊として大子町に移住してまいりました小池達也と申します。
わたしは幼少期から学生時代を東京と海外で過ごし、地域に移住して活動することを志したのは、コロナ禍を経てからのことでした。国外よりも日本の地域に目を向けるようになり、さまざまな地域を旅してその地ならではの感動を経験するうちに、地域にある資源や文化こそが心豊かに生きるための鍵であると気づきました。そこで、地域にある豊かさ、それと共に生きる選択肢をさらに広めていきたいと思い、大子町で挑戦することを決めました。
わたしはここ大子町で、公営塾「ことのば」のスタッフを務めます。ことのばは、大子清流高校内に設立された公営塾です。ICTを用いた自律学習による生徒の基礎学力向上や推薦入試なども視野に入れた柔軟な受験指導によって、希望の進路実現を目指します。また、進学指導だけでなく、地域と連携した探究学習によって生徒が挑戦する場を創造し、生徒が自らの可能性を広げていけるような取り組みも行っています。
今後は公営塾と学校・地域との結びつきをさらに強化し、生徒の学びと挑戦の場を学校から大子町全体へと広げていくための拠点として、ことのばを盛り上げてまいります。また、移住者という外からの視点や自身の経験を生かし、自身がまちにとって新しい気づきや刺激を与えられるような存在になりたいと考えています。
最後に、わたしが大子町に移住してもうすぐ1か月となります。美しい自然や豊かな食の数々、そして移住者であるわたしを温かく迎え入れてくださった町民の方々との出会い。大子町から与えていただいた豊かさの分だけ、このまちの明るい未来に貢献すべく尽力してまいります。そしてまちの将来を担う子どもたちが、このまちをさらに好きになれるよう、大子町でしかできない経験や挑戦を通じた魅力あふれる教育を目指してまいります。

問合せ：教育委員会事務局学校教育担当
【電話】79-0170