さはら小学校では、4人の新入児童を迎え、20人の子どもたちが元気に新年度をスタートしました。小規模校ならではの、地域の方々と交流しながら行う本校の特色ある教育活動を紹介します。
■夢道場
児童の生きる力を育むことを目的とした、野菜の栽培から販売体験までを行う一連の活動で、長年にわたり続けている取り組みです。6年生が中心となって「さはらファミリー会社」を運営し、社長・部長の下、全校で取り組んでいます。野菜の栽培は、地域の方がアドバイザーとして指導してくださいます。昨年度は、3年ぶりに道の駅での販売ができました。久しぶりに、たくさんのお客さんと触れ合い、野菜も完売することができ、充実した活動となりました。本年度も実施予定ですので、ぜひお越しください。
■茶の里さはら
さはら地区は、茶の里です。本校にも茶畑があり、学校行事として全校で茶摘みを行います。総合的な学習の時間で、お茶について学んでいる3年生が、お茶の歴史や、摘み方を説明し、お茶摘みが始まります。摘んだ葉は、近くの製茶工場で製茶してもらいます。茶摘みの体験は、地域の特色を理解する貴重な体験となっています。ゲストティーチャーを招いて、茶道や煎茶道も体験しました。
■SDGsの取り組み
大切に育てた野菜の廃棄を減らすため、大根の葉を使って染色する実験をしたり、道の駅での野菜販売では、新聞紙で作ったエコバッグに野菜をいれたりするなど、みんなで考えを出し合い、工夫しています。
問い合わせ:教育委員会事務局学校教育担当
【電話】79-0170
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