7月22日、大子町農業委員会は常陸太田市農業委員会と合同で視察研修を行い、先進的な取組を実践している栃木県さくら市の農業生産法人匠屋株式会社と鹿沼市農業委員会を訪問しました。(大子町から12人、常陸太田市から17人が参加。)
100ヘクタール以上の農地に水稲、麦、大豆、さつまいもなどを栽培し、大規模経営を行う農業生産法人匠屋株式会社では、経営の特徴や農業の高付加価値化の取組について説明を受けました。
「若い後継者が魅力的に思える農業経営を目指し、地域の仲間と共に農業を楽しみたい」という経営理念のもと、通年耕作等により規模を拡大し、新規就農者を積極的に受け入れ、地域の高齢者とともに農業経営を行う土屋代表の話に参加者は熱心に聞き入っていました。
耕作放棄地を農業委員自らが農地化するプロジェクトを実践している鹿沼市農業委員会では、担当者から市の耕作放棄地対策、プロジェクトの成果や課題について説明を受けました。
平成25年からのべ19か所、約12.6ヘクタールの農地を再生した実績に対し多くの質問が飛び、プロジェクトの代表メンバーとの意見交換もできました。
先進事例から多くのことを学ぶことができ、とても有意義な研修となりました。
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