■五月病とは?
連休が終わるころ、体調に異変を感じたり、なんとなく無気力になる「五月病」。医学的な病名ではなく、明確な診断基準はありません。もともとは新入社員や大学の新入生が新しい職場に適応できないことなどから、五月ごろに陥る意欲低下を表していましたが、最近では部署異動などで環境がかわる中高年の人にもみられています。
■五月病の原因は?
主な原因はストレスや疲労で、症状は精神的なものから肉体的なものまで多岐にわたります。
次のような症状はありませんか。
▽どちらか一方または両方
・気分の落ち込み(抑うつ気分)
・何事にも興味が持てず、楽しいはずのことが楽しめない(興味・喜びの喪失)
+
▽次のうち5つ以上
・よく眠れない
・食欲の変化
・疲れやすい
・自分を責める
・思考力、集中力の低下
・生きていても仕方ないと思う
・動作や、話したり考えたりするのがゆっくりになっている
これらの症状が一日中かつ2週間以上続く場合は要注意!
■五月病を予防するには?
五月病を予防するには、ストレスや疲労をためないことが大切です。疲労回復を心がけ、自分に合ったストレス解消法を見つけましょう!
▽自分だけの時間をつくる
趣味の時間をつくる、ひとりで旅行するなど、ストレスの原因から一旦離れてみると気分転換になります。
▽体のリズムを整える
睡眠の質や時間は心身に影響します。
休日もある程度決まった時間に起き、深夜まで活動したり、就寝前にデジタル機器に触れることはできるだけ避けましょう。
▽運動をする
ストレッチなどで筋肉を緩めて体の緊張を解くと、こころもリラックスします。ウォーキングや筋トレ、水泳、ヨガなど、自分に合った運動を見つけて習慣にしましょう。
▽3度の食事を大切にする
食事のリズムが整うと、日中の活動や睡眠リズムも自然と整い、ストレス管理に役立ちます。
▽誰かに悩みを話す
自分の気持ちや悩みを友人や家族、こころの専門家などに話すことで、自分では気づかない問題解決の糸口が見つかることも少なくありません。ひとりで抱え込まないようにしましょう!
・町では、毎月「こころの相談」(予約制)を行っています。ぜひご利用ください。
問合せ:健康増進課
【電話】72-6611
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