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輝く大子の子どもたち 第118回

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茨城県大子町

■大子中学校
大子中学校では、「目標をもち 自ら考え学び 心豊かにたくましく生きる生徒の育成」という教育目標のもと、生徒の「自立 笑顔 幸せ」をめざし生徒主体の活動を大切に教育活動に励んでいます。今年度の実践の一端を生徒の作文で紹介します。

(1)生徒が中心となって取り組む生徒会活動
生徒会長 榊 虎多朗
大子中は明るく楽しい学校です。更に笑顔で幸せに過ごせる学校にするために、生徒会ではいろいろなことをしてきました。能登半島地震の募金活動を行い2万829円集めました。子ども議会では、積極的に発表したり提案したりしました。各委員会の活動では、月に1回の生徒集会で、学校生活に必要な情報提供や改善点の呼びかけを行っています。学年協議会では、学年でレクリェーションを実施したり、生活を良くする話合いをしたりしています。生徒全員がさらに楽しい学校生活を送れるように、日々活動しています。

(2)様々な取組を通して一体感が生まれる学校行事
生徒会副会長 中山龍真
大子中学校では、毎年様々な学校行事が行われます。修学旅行、体育祭、秋輝祭、芸術鑑賞会などがあります。どの行事もその時その時で1度しかない大切な行事です。学校行事は、とても盛り上がり、楽しく、思い出に残る行事ばかりです。これらの学校行事を通してクラスや学年、学校全体の一体感が生まれます。学校行事は、思い出とともに私たちを成長させてくれる大切な時間です。

(3)目標に向かって努力する部活動
生徒会副会長 川﨑椛恋
大子中学校では、部活動が活発でそれぞれの部活が目標に向かって日々活動しています。野球部、サッカー部、男子ソフトテニス部、女子ソフトテニス部、バスケットボール部バレーボール部、剣道部の運動部が7つ、吹奏楽部、文芸部の文化部が2つの計9つの部活動があります。今年度の総体では4つ、新人戦では5つの運動部が那珂・大子地区を突破し中央地区に出場し、新人戦では男子ソフトテニス部、女子ソフトテニス部、コンクールでは吹奏楽部が県大会に出場しました。

(4)職場体験学習
2学年 髙安颯太
2学年は、夏休みに職場体験を行いました。職場体験のなかで、事業所の担当の方から「どんな大変な仕事でもお客様の車を大切に扱うということを決して忘れない」と言われたことが1番心に残りました。職場体験での経験を生かして、これからの生活の中で「相手」のことを考え、常に相手を想う気持ちを忘れずに生活していこうと思います。

(5)外部講師に学ぶ国語科の学習
国語の授業では、外部講師の先生により習字や俳句の学習がありました。

凍り滝 耳をすませば 水の声
1学年 松浦和花
(袋田の滝が完全に凍っているのではなく、氷の下から少し水が流れている様子)
表現の仕方や季語の使い方を丁寧に教えていただき、俳句をよく理解することができました。

月明かり 受けて輝く 冬の滝
1学年 佐藤優笑
(凍っている袋田の滝が、夜のライトアップや月明かりを受けて輝いている様子)
表現1つで俳句の印象が大きく変わることを学び、表現の仕方を工夫しました。

問合せ:教育委員会事務局学校教育担当
【電話】79-0170

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