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令和5年度から「子宮頸(けい)がんワクチンが変わります」

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茨城県守谷市

■毎年約11,000人が子宮頸がんに
日本では毎年、約1.1万人の女性が子宮頸がんになり、約2,900人が亡くなっています。患者は20歳代から増え始めて、30歳代までにがんの治療で子宮を失ってしまう(妊娠できなくなってしまう)人も、1年間で約1,000人います。
また、40歳までの女性のがんによる死亡の第2位は子宮頸がんであり、その多くは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が主な原因と考えられています。

■新しいワクチンを接種できます
子宮頸がんワクチンは、これまで、2価(サーバリックス)、4価(ガーダシル)の2種類が定期接種として選択できましたが、4月から、9価の子宮頸がんワクチン(シルガード9)が新たに接種できるようになりました。このワクチンは、これまでよりも多くのウイルスの感染を防ぎ、子宮頸がんの原因の約80%を占めるHPV感染を予防できます。
子宮頸がんワクチンは、早い年齢で接種するほど、予防効果が高いとされていますので、ご希望の方は早めに接種しましょう。

対象者:以下の対象となる方には、4月上旬に通知を送付します。
・小学校6年生~高校1年生の女子
・平成9年度から平成18年度生まれの女子
回数:2回または3回(接種するワクチン・年齢によって異なります)
費用:無料
※接種回数や間隔、市内協力医療機関など、詳細は通知文をご覧ください。

Q 予診票はどこでもらえますか?
A 対象者には、4月上旬に通知文を送付します。その前に予診票が必要な方は、市内協力医療機関または保健センターにお問い合わせください。

Q 子宮頸がんワクチン2価もしくは4価で、2回接種済みです。3回目は、9価ワクチンを接種できますか?
A 原則、同一ワクチンで3回接種します。ただし、接種医と相談して、9価ワクチンを接種することもできます。
(例)
(1)2価➡2価➡9価
(2)4価➡4価➡9価
(3)4価➡9価➡9価 など
※3回接種のうち、2価と4価は一緒に接種することができません。

Q 2価・4価・9価の違いは何ですか?
A
・2価(サーバリックス)…HPV16、18型(子宮頸がん予防)
・4価(ガーダシル)…HPV16、18、6、11型(子宮頸がん+尖圭(せんけい)コンジローマ予防)
・9価(シルガード)…HPV16、18、6、11、31、33、45、52、58型(子宮頸がん+尖圭コンジローマ予防)

問合先:保健センター
【電話】48-6000

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