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『ARCUS』現在のアート・芸術文化を守谷から。

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茨城県守谷市

■アーティスト・イン・レジデンスプログラムを開始しました!
招聘(しょうへい)アーティストのローラ・クーパー(英国)と進藤冬華(しんどうふゆか)(日本)が守谷に到着してから早1カ月が経ちました。守谷での生活やスタジオでの制作もすっかり慣れてきた様子で、11月23日(木・祝)から始まるオープンスタジオに向けて日々、調査や制作に励んでいます!
映像作家であるローラは、人間と動物の関係に関心を寄せ、これまで狩猟をとおして動物をめぐる文化の差異を探る作品を制作してきました。アーカスでは、イノシシをモチーフに英国と日本の文化の違いに着目し、狩猟の現場を調査しながら作品制作を行っています。英国から3歳のお子さんと彼女のお母さんも来日し、ローラと一緒に守谷に滞在しています。アーカスにとってアーティストのお子さんが一緒に滞在するのは初めてです。これをきっかけに、アーティストが家族とともに参加しやすいレジデンスプログラムを目指し、工夫しながらより良い受け入れ体制を整えていきます。
北海道生まれ・北海道育ちの進藤は、これまで開拓移民の子孫としての視点から、北海道の歴史文化に関わる作品を制作してきました。それは、自分自身と向き合う手段の一つだったそうです。彼女にとってアーカスで滞在制作することは、単なる北海道から守谷へと移動を意味するのではなく、「背景の交換」を意味します。進藤は守谷在住の方々と、それぞれが守谷に住みはじめた背景について語り合います。そしてそれらの交換において生じる感情や葛藤を通して、どのように自分自身に向き合いまた他者を理解することができるかを形にしようとしています。
アーティストの成果発表として、11月23日(木・祝)から26日(日)の4日間、アーカススタジオでオープンスタジオを開催します。次回の広報もりやで詳細をお知らせしますので、どうぞお楽しみに!

問合先:アーカススタジオ(もりや学びの里内)
【電話】46-2600 (10:00~18:00)
【メール】arcus@arcus-project.com

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