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【特集】「酒は百薬の長」というけれど あなたの飲酒は大丈夫?

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茨城県守谷市

アルコール健康障害対策基本法では、毎年11月10日~16日をアルコール関連問題啓発週間と定めています。皆さんは飲酒、正しい量で、健康的に楽しめていますか?

■まずは知ろう! 適性飲酒量
厚生労働省は、節度ある適度な飲酒量は1日平均純アルコールで20g程度と定義しています。一般に女性は男性に比べてアルコール分解速度が遅く、体重あたり同じ量を飲酒しても女性は健康に害を起こしやすいため、女性は男性の1/2~2/3程度、また65歳以上の高齢者は、より少量の飲酒が適当と考えられています。

○純アルコール20gに相当する酒量の目安
・ビール(5%)…ロング缶1本500ml
・日本酒(15%)…1合180ml
・ウイスキー(40%)…ダブル1杯60ml
・ワイン(12%)…グラス2杯弱200ml
・チューハイ(7%)…缶1本350ml
純アルコール摂取量が、男性で40g以上、女性で20g以上は「生活習慣病のリスクを高める飲酒量」とされています。アルコール依存症をきたすことも…。

■お酒にまつわるウソ? ホント??
1 お酒ががんの原因になるって、ホント?
WHOは、飲酒は口腔・咽頭・喉頭がん、食道がん、肝臓がん、大腸がん、女性の乳がんの原因となると認定しています。さらに喫煙が重なると、よりがんになりやすいと言われており、節酒と禁煙ががん予防に有効です。

2 お酒を飲むとよく眠れる?
寝付きは良くなると感じますが、夜中に何度も目が覚めてしまい、結果的に睡眠不足や睡眠の質が落ちることになります。

3 休肝日、週1日で大丈夫?
できれば週2日の休肝日が理想。更には週5日続けて飲んで2日休むよりは、2~3日飲んで1日休む習慣がおすすめ。まずは休肝日をとることが大切です。

■飲酒レベルをチェック!

※AUDIT(オーディット/世界保健機関WHOが作成したテスト)

○判定結果
・0~7点…今のままお酒と上手に付き合っていきましょう
・8~14点…飲酒問題が将来的に起きたり、あるいは既に生じている可能性があります。
お酒の量を減らしていきましょう。
・15点以上…アルコール依存症の疑いがあります。
自分の飲み方について精神保健福祉センターや依存症専門医療機関に相談してみましょう。

■お酒の悩みで困ったときの相談先
○保健センター
「こころの健康相談」(要予約)
【電話】48・6000

○茨城県精神保健福祉センター
「アルコール相談」「アルコール家族教室」(要予約・オンライン相談あり)
【電話】029・243・2870

■過度なお酒をやめたいときは…
アルコール依存症からの回復には、同じ病気を抱えた方同士の集まりである自助グループへの参加が必要と言われています。アルコールをやめている方の話から、回復に必要なヒントが見つかるかもしれません。

○守谷断酒会
「お酒がやめられない・やめてもらいたい」など同じ悩みを抱えた仲間で、回復を目的としたミーティングを行っています。一人で悩まず仲間と「1日断酒」でお酒のない喜びを分かち合いましょう。
活動日時:第1・3日曜日 午前10時~正午
会場:保健センター

問合先:守谷断酒会 鈴木
【電話】090・8687・4807

○AA守谷グループ
飲酒に関する体験を語り合い、お互いを手助けすることで、お酒のない生活を続けています。
活動日時:毎週火曜日 午後7時~8時30分
会場:もりりん中央
対象:酒の飲み方に問題を感じている方、ご家族・周囲の方など

問合先:AA関東甲信越セントラルオフィス
【電話】03・5957・3506

○AA茨城women’s《女性限定》
もし一人でお悩みでしたら、ぜひ会場に足をお運びください。私たちと一緒に飲酒をやめていきましょう。
活動日時:毎月第2土曜日 午後2時~3時30分
会場:水戸福祉ボランティア会館(赤塚ミオス)
対象:アルコールに問題のある女性の方本人

問合先:AA関東甲信越セントラルオフィス
【電話】03・5957・3506

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