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自治体の皆さまへ

ダイバーシティもりやへ「みんなキラリと」vol.9

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茨城県守谷市

市では、誰もが自分らしく暮らすことのできるまち「ダイバーシティもりや」の実現を目指し、さまざまな多様性を自分ごととして見つめてもらうため、毎回異なるテーマをご紹介します。

■vol.9 レインボーフラッグ
LGBTの尊厳と社会運動のシンボルとして用いられているものに「レインボーフラッグ」というカラフルな旗があります。「あの旗のことかな?」と思われた方も少なくないのではないでしょうか。
レインボーと聞くと、虹=7色とイメージするかもしれませんが、実は7色ではありません。一番上から「性」を意味するピンク、「生命」を意味する赤、「癒し」を意味するオレンジ、「太陽」を意味する黄、「自然」を意味する緑、「芸術」を意味するターコイズ、「平穏・調和」を意味する藍、「精神」を意味する紫となっています。デザインが作成された当初はこの8色でしたが、LGBTの運動が広がるにつれて、たくさんの数が必要となり、簡単に作れるようピンクとターコイズを除いた6色に落ち着いたという経緯があります。
構成される色が持つ意味が「当たり前に存在しているもの」を示していることから、「性的マイノリティであることは特別なことではない」といった意図や、「虹」というテーマから「たくさんの色を含む美しいもの=多様性の象徴」という意味があるといわれています。

◆さまざまなレインボーフラッグ
○バイセクシュアルフラッグ
ピンク・青・紫の3色で構成
意味:
・ピンク…同性の魅力
・青…異性の魅力
・紫…男女両方の魅力

○トランスジェンダーフラッグ
ライトブルー・ピンク・白・ピンク・ライトブルーの順番で構成
意味:
・ライトブルー…男の子
・ピンク…女の子
・白…移行期

○ノンバイナリーフラッグ
黄色・白・紫・黒の4色で構成
意味:
・黄色…男女以外のジェンダーを自認する人
・白…多くのジェンダーを自認する人
・紫…ジェンダーを男女の組み合わせであると自認する人
・黒…ジェンダーを持たないと自認する人
※ノンバイナリーとは、性自認(こころの性)が、男性・女性という枠組みにはっきり当てはまらない、また、当てはめようとしないあり方。

今回ご紹介したもののほかにも、レインボーフラッグは、さまざまなデザインがあります。旗のデザインや色が持つ意味、作られた経緯や意図を知ることはダイバーシティの理解につながります。「あの旗何だろう?」という気づきや疑問を大切に、ぜひ調べてみてください。

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問合先:市役所人権推進課(文化会館) 人権推進G
【電話】48-7911

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