【特集】守谷の予算 1

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◆予算ってなに?
予算とは、市の事業を行うため、1年間にどのくらい収入と支出があるのかを見積もった「計画」のことです。市では、1年間を毎年4月から翌年3月までの年度単位で考えます。

◆市の事業とは?
福祉、教育、ごみ処理、道路整備、防災など、さまざまな事業があり、予算に従って行われます。

◆いつ、誰が、どうやって決めるの?
新年度予算編成の方針に基づいて、各部署から財政課に要求・調整を行い、市長が最終予算案を決定します。その予算案は、3月に開催される市議会に提出し、議会での審議・議決を経て、予算として成立します。

■守谷市の予算
○一般会計
令和5年度　341億2,400万円
令和4年度　303億1,500万円
令和3年度　309億6,500万円
一般会計は令和4年度より38億900万円(12.6%)の増となりました。

○特別会計・公営企業会計の合計
令和5年度　164億8,109万円
令和4年度　153億5,837万円
令和3年度　148億6,013万円

〈特別会計の内訳〉
国民健康保険　57億1,536万円
後期高齢者医療　8億8,412万円
介護保険　40億5,395万円

〈公営企業会計の内訳〉
水道事業　26億932万円
公共下水道事業　31億5,344万円
農業集落排水事業　6,490万円

福祉や教育、道路整備など市政運営の基本となる「一般会計」と、国民健康保険や上下水道のような特定の収入があり一般会計とは切り離す「特別会計」・「公営企業会計」に分かれています。

■一般会計の歳入・歳出の内訳
「歳入」は収入、「歳出」は支出の合計のことです。
※は前年比

◆歳入

(1)市税　120億8,382万円(35.4%)→※2,361万円の減
(2)寄附金　60億円(17.6%)→※20億円の増
(3)繰入金　36億8,611万円(10.8%)→※11億5,835万円の増
(4)諸収入　6億1,040万円(1.8%)→※1億2,590万円の増
(5)分担金および負担金　3億2,062万円(0.9%)→※3,313万円の増
(6)その他　4億3,565万円(1.3%)
※繰越金、財産収入など
(7)国庫支出金　42億9,518万円(12.6%)→※1億2,404万円の減
(8)市債　21億6,400万円(6.3%)→※4億7,900万円の増
(9)県支出金　18億8,211万円(5.5%)→※8,897万円の増
(10)地方消費税交付金　16億3,979万円(4.8%)→※1億5,486万円の増
(11)地方交付税　4億594万円(1.2%)→※1億242万円の減
(12)その他(各種交付金など)　6億38万円(1.8%)
合計：341億2,400万円

○主な増加の内容
・寄付金(20億円の増)…ふるさと納税の寄付増加見込みによるもの
・繰入金(11億5,835万円の増)…光熱水費の上昇などによる財政調整基金からの繰入金の増額、DXの推進などによるふるさとづくり基金からの繰入金の増額によるもの
・市債(4億7,900万円の増)…都市計画道路の整備および小中学校の改修によるもの
市債とは市の借入金のことです。主に道路や公共施設の建設、改修などで借入れしています。

◆歳出

(1)民生費　105億9,230万円(31.0%)→※2億2,315万円の増
(2)総務費　69億8,684万円(20.5%)→※13億5,652万円の増
(3)教育費　43億5,986万円(12.8%)→※1億3,065万円の増
(4)土木費　38億7,933万円(11.4%)→※4億1,017万円の増
(5)衛生費　25億6,370万円(7.5%)→※3億5,712万円の増
(6)諸支出金　26億2,999万円(7.7%)→※8億6,980万円の増
(7)消防費　11億3,796万円(3.3%)→※409万円の増
(8)公債費　10億4,155万円(3.0%)→※891万円の増
(9)商工費　5億529万円(1.5%)→※4億5,089万円の増
(10)議会費　2億46万円(0.6%)→※2,118万円の減
(11)その他　2億2,672万円(0.7%)
※労働費、農林水産業費、予備費
合計：341億2,400万円

○主な増加の内容
・総務費(13億5,652万円の増)…ふるさとづくり寄付金事業の事務費増加によるもの
・諸支出金(8億6,980万円の増)…ふるさとづくり寄付金への積立金増加によるもの
・商工費(4億5,089万円の増)…プレミアム付デジタル商品券事業の実施によるもの
ふるさと納税の事務費(返礼品代等)と積立金が増えているのは、寄付が好調のためなんです!