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もりやの技

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茨城県守谷市

■見据える先は、春夏連覇。
守谷高校剣道部 中村 桜子(なかむらさくらこ)さん

3月に開催された全国選抜剣道大会、女子団体の部で日本一に輝いた守谷高校剣道部。同大会で守谷高校が優勝したのは、18年ぶり2度目のこと。
この大会で副将として出場したのが、守谷中学校出身で3年生(大会当時2年生)の中村桜子さん。決勝戦では、自軍のリードを、最後まで守り抜きました。
中村さんが5歳の頃、父・裕一(ゆういち)さんが剣道をする姿を見て「剣道ってかっこいい!」と思ったのが、始めたきっかけ。裕一さんも同校出身で、昨年春に第70回全日本都道府県対抗剣道優勝大会の茨城県代表として、団体戦で初優勝を果たしたそうです。「お父さんが日本一になってすぐ、娘も日本一に。父親に負けたくないという想いもあったのでは(笑)」と総監督の塚本浩一(つかもとこういち)さん。中村さんは、同校を選んだ理由を「かっこいい剣道をしているから。守谷高校の先輩方は、いつでも攻めに行く姿勢で、面を打つのがすごく綺麗でした」と話してくれました。
剣道をしていて楽しいと思う瞬間を伺うと、「チームが一つになれたとき」と話す中村さん。今回の優勝も、チームで一体感を持って臨めたことが良かったそうです。「試合場に立ったら一人一人の戦いですが、やっぱりチームワークは影響します」と話してくれました。優勝を決めた試合終了のブザーが鳴った瞬間は、みんな感情が溢れて泣いてしまったそうです。
「日本一になって、両親や祖母たち、支えてくれたたくさんの人に恩返しができたかなって思うと嬉しいですね」と、振り返ります。将来の夢は、中学校の教員になり、剣道部の顧問として剣道を教えていくことだそうです。
今、見据えている目標は、インターハイで優勝しての春夏連覇。「あまりオフはないんです」と苦笑いしつつ、「でも、やっぱり剣道が好きなんだと思います」と、きっぱり言い切り、最後は素敵な笑顔を見せてくれました。

皆さんの身近で「技」を持っている守谷市民・出身の方がいらっしゃいましたら、ご紹介ください。

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