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自治体の皆さまへ

『ARCUS』現在のアート・芸術文化を守谷から。

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茨城県守谷市

■今年度の滞在アーティスト2人が決定しました!
皆さん、お待たせしました! 2020年から約3年続いた新型コロナウイルスをめぐる世界的状況が収まりつつある時期に公募を行った結果、海外からの申請は前年度よりも100件以上増え、65カ国・地域から330件を、また国内は14件を数えました。審査には、後藤桜子(ごとうおうこ)氏(水戸芸術館現代美術センター学芸員)とチェ・キョンファ氏(東京都写真美術館学芸員)の2人を外部審査員として迎えました。今年は海外と国内のアーティストそれぞれ1組の枠しかないため、審査は予想以上に難航し、約5時間にわたる議論が繰り広げられました。その結果、海外からは、狩猟をとおして動物をめぐる文化の差異を探るアーティスト、ローラ・クーパー(英国、バーミンガム在住)を、国内からは、移住と防災を軸に自らが住む土地と茨城県南の土地の関係を探るアーティスト、進藤冬華(しんどうふゆか)(北海道、江別市在住)を選出しました。彼女たちは9月7日〜12月5日の90日間、アーカススタジオを拠点に滞在制作に取り組みます。今後の広報もりやでも活動を紹介していきますのでどうぞお楽しみに!

■アーカスプロジェクトの存続
1994年にはじまり、2023年度で30年目となるアーカスプロジェクトは、これまで市民の皆さんの温かいサポートやご理解のもと、この守谷市で芸術を通して、文化の魅力を高め、皆さんと学びあうプログラムを実施することができました。しかし、令和5年度から文化庁による国際文化交流促進事業の予算が大幅に削減され、アーカスはその影響を直接受けることとなり、現在、非常に厳しい財政状況におかれています。新型コロナウイルス感染症拡大の影響といった予測不能な社会状況でも、運営の工夫をしながら、アーティストたちへの支援や市民の皆さんとの交流のプログラムを中止せずに続けてきました。そして今後もアーカスは、どんな困難な社会状況でも成長し続け、守谷から世界へと、唯一無二のアーティスト・イン・レジデンスプログラムを目指していきます。その運営を続けていくために必要なご協賛を募っております。ご賛同していただける方々の温かいご支援をお待ちしています。詳しくは公式サイトをご覧下さい。

問合先:アーカススタジオ(もりや学びの里内)
【電話】46-2600 (10:00~18:00)
【メール】arcus@arcus-project.com

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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