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国際交流員シルビアさんの「Moriya’s diary!」

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茨城県守谷市

■貴重な一週間
姉妹都市の来市から、すでに2カ月が経ちました。今度は学生ではなく、13人の大人たちが守谷に。マインブルク市のフィヒトナー市長を団長とした市議会議員と市職員の訪問団は、1週間守谷に滞在しました。ほとんどの団員にとって、初めての日本滞在で、楽しみにしている気持ちも大きかったようです。私も、姉妹都市からの訪問団を受け入れることは初めてで、しかも市長自らということで、緊張も楽しみもありました。本来は、フィヒトナー市長が市長になった2020年に来日する予定でしたが、コロナ禍の影響で、来日できませんでした。
守谷に数カ月だけ住んでいる私にとって、マインブルク市と守谷市の30年以上の友情の深さは非常に興味深く、感動的なことです。この11月初旬の訪問を通して、守谷市とマインブルク市の強い絆を感じることができました。訪問団は、成田空港に到着した後、守谷市にあるアサヒビール工場を見学。アサヒビールが、1989年にマインブルクからのホップ輸入を決定したことで、姉妹都市の基礎を築きました。松丸市長への表敬訪問でも、MIFA(守谷市国際交流協会)が開催された日本文化体験でも、深い友情関係を感じることができ嬉しかったです。
給食センターなどを見学し、訪問団の皆さんは興味を示し、さまざまな意見交換ができました。東京スカイツリーや結城紬の体験も好評で、日本の日常生活にも興味を持っているようでした。
1週間の滞在でしたが、最後の3日間は、守谷の家庭でホームステイをしました。訪問団員とホストファミリーが初めて出会った木曜日のウェルカムパーティーでは、皆さんが非常に仲良く、活発に会話をしていて、私も特に嬉しかったです。
日本とドイツでは、大きく違うところがありますが、似ているところもあります。守谷とマインブルクの姉妹都市関係のおかげで、ドイツと日本の距離が縮んで、両国が本当に近いと感じます。滞在は短かったですが、ゲストやホストファミリー、そしてほかの皆さんにとって素晴らしい経験になったと思います。また、私個人にとっても貴重な期間で、興味深かったです。訪問団の皆さんが日本や守谷をだんだん知っていく様子や、感銘を受ける様子(東京は広い!)を見るのが本当に楽しかったです。初めての通訳者としての役割も本当に勉強になって、とても感謝しています。これからも姉妹都市関係を大切で素敵なものにしていきたいと思います。

○ホストファミリー・浅川さん
マインブルク市長夫妻のホストファミリーとして、始めは緊張しましたが、とてもフランクに接してくれて、すぐに友達のようになれました。
帰国の際は「また会いましょう。次はマインブルクで」と、再会の約束をし、別れを惜しみました。

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