決算とは、収入・支出をまとめた、市の「家計簿」のようなものです。令和5年度の市の決算がまとまりましたので、ご報告します!
■令和5年度に実施した主な事業を紹介します!
○松ケ丘六丁目地内事業用地利活用 44億6,506万円
将来における公共施設の建替えや新たな行政需要の対応を見据えて、約4haの大規模用地を「ふるさと納税」を活用し取得しました。行政が利活用するまでは、公募により利活用する業者を募集・選定し、収入を確保することで有効活用を図ります。なお現在、土地貸付料として年間約1億680万円の収入を得ています。
○遊育(あそいく)施設運営 1,705万円
保健センター2階に、「未就学児が遊びをとおして自ら育つ」をテーマにした遊育施設「あそびの森もりっ子」をオープン。オープンから4カ月間で約5千人もの子どもたちが来場しました。
○外国語教育推進 1億800万円
令和3年度から導入しているオンライン英会話を、中学校全学年から小学校高学年まで対象範囲を拡大しました。
○総合公園新設 453万円
総合公園建設予定地(野木崎地内)の不動産鑑定を実施しました。不動産鑑定の結果をもとに6月に用地を取得し、10月から(株)ヤクルト本社によるヤクルト球団2軍施設の建設工事が始まります。
○まちづくり協議会推進 2,378万円
令和5年度は、新型コロナの5類移行をうけ、各地区で課題解決や活性化に向けた多彩な取組が実施されました。また、各地域が発行する広報誌やホームページにより、活動を積極的に周知しました。
■地方創生臨時交付金を活用した主な事業
昨年度に引き続き国の交付金総額約6.1億円を活用して、物価高騰の影響を受けた方々の支援などを実施しました。
○物価高騰・エネルギー価格高騰対策
[事業者への支援]
・貨物運送事業者の燃料費などを補助
・農業者および酪農家の共済掛金代を補助
・介護および障がい者施設事業者への支援金を交付
[住民への支援]
・前回購入できなかった方を対象に、市内の協力店での支払に使用できるプレミアム付きデジタル商品券(Morin)の販売
※子育て世帯に対しては無料配布も実施。
・住民税非課税世帯に対して、物価高騰による負担軽減のため給付金を支給
■歳入
一般会計 402億3,234万円(前年度比12.4%増)
○主な増減の内容
※前年度比
・〈UP↑〉寄附金(13億4,622万円の増)
ふるさと納税の寄附受け入れ額の増
・〈UP↑〉繰入金(37億3,180万円の増)
「ふるさとづくり基金(集まった寄附金を積み立てておく貯金のような仕組み)」を活用した事業の増
ふるさと納税でいただいた寄付金は、松ケ丘六丁目地内事業用地の取得、小学校体育館の改修や、Morinの運用、小学校への教科担任の配置、不妊治療費や民間保育所の新規採用保育士への助成など、さまざまな事業に活用させていただきました!
■歳出
一般会計 371億1,000万円(前年度比16.9%増)
○主な増減の内容
※前年度比
・〈UP↑〉総務費(51億4,799万円の増)
松ケ丘六丁目地内事業用地利活用事業による用地買収による増
・〈DOUN↓〉土木費(3億8,196万円の減)
坂町清水線整備事業の減
・〈UP↑〉民生費(8億8,172万円の増)
価格高騰重点支援給付金事業の増
歳入と歳出の差額は、主に基金に積み立てられ、翌年度以降、計画的に使われます。
魅力的な守谷市のまちづくりのため、今後も全力で取り組んでいきます。
また来年4月の予算特集でお会いしましょう!
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