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もりやの技

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茨城県守谷市

■ダブルダッチを広めたい。
ダブルダッチプレーヤー 寺田心優(てらだしゅう)さん

取材のため、素早く回転する2本の縄を、リズムに乗りながら軽快なステップで跳んで見せてくれた、寺田心優さん。撮影しつつも、「かっこいい…」と見惚れてしまいました。寺田さんが所属するチーム「ミレニアムコレクション」は、昨年12月にニューヨークで開催された「DOUBLEDOUTCH Holiday Classic」に日本代表として出場し、見事準優勝に輝きました。「今大会は学生だけでなく、年齢制限のない部門への初挑戦。優勝はできませんでしたが、準優勝になれたのは嬉しかったです」パフォーマンスで競う部門で2位、駆け足跳びの回数を競う部門では、2分間で360回以上を跳んで3位に輝きました。
寺田さんがダブルダッチを始めたのは、小学1年生の頃。今も同じチームでプレーする米谷樹(よねたにいつき)さんも含め、スクールが一緒だったメンバーで高校生までプレーし、数々の大会で優勝してきました。小学5年生では日本大会で初優勝し、世界大会に挑戦したそうです。
もちろん、全て順調だったわけではありません。中学生になり、スクールを卒業して先生がいない状況で続けていくことに、つらいと思う時期も。それを乗り越えて、「やっぱりダブルダッチが好き!」と続けてきたそうです。
ほかにも、幼い頃からクラシックバレエや水泳、ダンスもやっていた寺田さん。ダブルダッチに夢中になった理由を伺うと、「チームスポーツで楽しいから。(ダブルダッチが)当たり前の生活で、もうやめられないです(笑)」と笑顔で答えてくれました。
現在は学生の寺田さん。「夢はプロになること?」と尋ねると、「プロになるのは夢じゃなく目標。夢は、プロになってからダブルダッチを知らない人が日本からいなくなるくらい広めたいです」と答えてくれました。

取材のために跳んでくれた様子は守谷市公式チャンネルから!

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