令和元年度~令和10年度を計画期間として策定した「守谷市水道事業ビジョン」、「守谷市水道事業経営戦略」、「守谷市公共下水道事業経営戦略」について、近年の社会情勢を踏まえ、計画内容の見直しを行いました。
■見直しのポイント
・内容が一部重複していた「水道事業ビジョン」と「水道事業経営戦略」を統合
・「将来人口」や、「区画整理事業や総合公園など新規開発計画」を考慮した水量の見直し
・工事費や維持管理費などの物価上昇を考慮した投資・財政計画の見直し
■見直し結果
令和10年度までは水道事業、公共下水道事業とも見直し前と変わらず黒字経営を維持できる見込み
■今後の取り組み施策
引き続き黒字経営を維持できるように以下の施策を進めていきます。
・上下水道施設規模の適正化
・上下水道施設の適切な維持管理
・上下水道施設の適切な更新
・民間活力の活用、広域化の検討
・上下水道料金適正化の検討
■計画期間外のシミュレーションも実施
計画期間は令和10年度までですが、持続可能な上下水道事業を運営していくため、長期推計も実施しました。
その結果、計画策定時(平成31年3月)の推計と比べて将来の更新費用が増加し、公共下水道事業では赤字経営となる時期が早まる見込みです。
○将来の更新費用
物価上昇に加え、下水道事業では耐震計画などに伴う施設の更新が見込まれるため、大幅に増加しました。
○赤字経営となる時期
下水道事業は施設の更新に伴う減価償却費の増加などにより大幅に前倒しとなりました。
■損益の推移
○水道
○下水道
問合先:上下水道事務所
【電話】48-1842
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