■地域の医療体制を守る「適正受診」
それぞれの医療機関は、設備や規模に応じて役割を分担し、連携しながら地域の医療を支えています。例えば、「病院」では救急患者や高度・専門的な治療が必要な患者の対応をしたり、「診療所(クリニック)」では日常的な病気やけがの治療をしたりするなど、役割分担をしています。誰もが安心して医療を受けられる体制を守るため、症状や時間帯に応じて、適正に医療機関を受診することを心がけましょう。
■適正な受診のポイント
(1)症状にあった医療機関を受診する
日常的な病気やけがの場合は、身近な診療所(クリニック)を受診することを心がけましょう。大きな病院より待ち時間が短くて済んだり、医療費の自己負担が少なくなったりする場合があります。
(2)できる限り平日や日中に受診する
休日や夜間に受診すると、日中とは診療体制が異なるため、検査などが十分にできないことがあります。また、平日や日中の受診よりも追加で費用がかかります。
(3)かかりつけ医を持つ
かかりつけ医がいることで、気になる症状を相談できたり、既往歴などを踏まえて診察してもらうことができ、病気の早期発見などにつながります。また、専門的な治療が必要なときは、かかりつけ医が適切な医療機関を紹介してくれます。
判断に迷ったら…
■インターネットによる救急相談
○全国版救急受診アプリ「Q助」
症状を選択していくと、緊急度や対応が表示されます。
○こどもの救急(生後1か月~6歳児)
休日や夜間の診療時間外に、医療機関を受診する課の判断の目安を提供しています。
■電話による相談
医療機関の案内や急な病気に関する相談を受け付けています(歯科を除く)。
○茨城おとな救急電話相談(15歳以上)
#7119または
【電話】050-5445-2856
○茨城子ども救急電話相談(14歳以下)
#8000または
【電話】050-5445-2856
問合せ:健康増進課 健康支援係
【電話】0299-48-0221(内線4002)
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