熱中症は、気温が高い環境下で体温調節がうまく働かず、体内に熱がこもってしまうことで起こります。
■熱中症の症状
1. 軽度→応急処置と見守り
めまい、筋肉痛、筋肉の硬直、大量の発汗、手足のしびれ、気分の不快
2. 中度→医療機関へ
頭痛、吐き気、嘔吐、体がぐったりする、力が入らないなど「いつもと何か様子が違う」
3. 重度→すぐ救急車を!
意識がない、呼びかけに対して返事がおかしい、まっすぐ歩けない、体に触ると熱い、体がガクガクとけいれんしている
■熱中症を予防するために
(1)暑さを避ける
涼しい服装を心掛け、日傘や帽子を活用。屋外ではなるべく日陰へ。
(2)家庭内ではエアコンを使用する
家の中ではエアコンを活用。換気も適切に行いましょう。
(3)こまめな水分補給
水分補給とともに、大量に汗をかいたときは塩分の摂取も忘れずに。
■応急手当の方法
熱中症が疑われる場合は、次のような応急手当を行いましょう。熱中症は急速に症状が進行します。早めに気づくこと、気づいてあげることが大切です。
(1)風通しの良い日陰や涼しい場所へ移動させる
衣服をゆるめ安静に寝かせます。
(2)脱衣と冷却
衣類を脱がせて、体内の熱を外に出します。うちわや扇風機などで風をあて、氷まくらで首やわきの下、太ももの付け根を冷やし、体温を下げます。
(3)水分と塩分を補給
飲めるようであれば、冷たい水、特に塩分も同時に補える経口補水液やスポーツ飲料などを飲ませます。
問合せ:
小川消防署【電話】0299-58-4611
美野里消防署【電話】0299-48-2266
玉里消防署【電話】0299-58-0555
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