◆大成女子高等学校が小美玉市内でフィールドワーク
大成女子高等学校(水戸市)の2年生21名が地域デザイン授業の一環として、市内で酪農を経営する(株)TONOUCHIと、おみたまヨーグルトなどを製造する(株)小美玉ふるさと食品公社を訪れました。
○人と土の共生、継承してきた小美玉の酪農家の誇りを知る
酪農の現状を知るために(株)TONOUCHIの牧場を訪問した生徒たちは、牛舎の見学をしながら、肥料や牛の種類、出荷から育成のポイントなど、酪農経営の話や小美玉というまちの酪農のあゆみなどに耳を傾け、熱心に聞き入りました。
引率の武藤和英(かずひで)先生は「おみたまヨーグルトの原料となる質の高い生乳を生産する背景には、土と人の共生を信条に継承してきた小美玉の酪農家の誇りがあることを生徒が知ることができたのは貴重な機会」と語りました。
○ニーズや地域課題をいかに自分ごとにできるか、それが商品開発の秘訣
(株)小美玉ふるさと食品公社に移動し、工場見学と会社の成り立ち、そして商品開発に対する思いを学びました。説明した木村智信(とものぶ)工場長は「お客様のニーズ、地域における課題を把握したうえで、いかに自分ごとにできるかが大切」と商品開発の秘訣を語り、生徒の鈴木悠安(ゆあん)さんは「アイスを300種類も考えるアイデアや多様な世代がいる職場はすごいと感じた」と感想を教えてくれました。
◆お祭りのある夏が帰ってきた!
・竹原アワアワ祇園
・小川の祇園祭(7月21日~23日開催)
次号では、「羽鳥鹿島神社祭礼」と「金刀比羅(ことひら)神社祭礼」をリポートします。
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