◆先進地域の取り組みを今後の農業委員活動の参考に
研修委員長 髙﨑(たかさき)直樹(なおき)
11月9~10日の2日間、農業委員の視察研修として新潟県の亀田郷(かめだごう)土地改良区を視察しました。
亀田郷は新潟市の中央部に位置した田園地帯で、四方を信濃川や阿賀野川などの河川に囲まれています。地区の面積のうち2/3が日本海の平均潮位より低いという輪中(わじゅう)地帯(低湿地にある集落や農地が堤防で囲われた地域)となっていますが、効率化された水路と24時間体制で集中管理された用排水制御により、水稲をはじめ施設園芸、花卉園芸などが盛んに行われていました。
行政の単位を越えて進められてきた土地基盤整備や、担い手への農地集約の説明などを受け、私たち農業委員の今後の活動にとって大いに参考になりました。
○新潟県 亀田郷土地改良区
昭和26年設立。乾田化事業により稲作区を中心とする穀倉地帯の礎を築いた。現在は、都市地域に隣接する豊かな田園空間が広がっており、担い手育成地区、先進型モデル地区をはじめ農地の集積集約化など先進的な取り組みを行う。
問合せ:農業委員会事務局
【電話】0299-48-1111(内線1503)
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