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自治体の皆さまへ

辰のように飛翔する一年に

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茨城県小美玉市

新年あけましておめでとうございます。皆さまにおかれましては、輝かしい新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中は、市政運営にご理解ご協力を賜り、深く感謝申し上げます。

◆新たな魅力創出による地域振興
昨年を振り返りますと、新型コロナウイルス感染症の位置づけが「5類」へ引き下げられ、市民活動やイベントなども再開し、市民生活にも活気が戻ってきております。10月には皆さまのご協力により、地域資源である霞ケ浦を舞台に「第1回おみたま花火大会」を開催し、たくさんの方に観賞いただくことで、観光産業の振興に弾みをつけ、新たな魅力の創出につながるものとなりました。引き続き、地域振興に取り組んでまいります。

◆後期基本計画の開始
昨年からまちづくりの最上位計画である「第2次総合計画後期基本計画」が開始いたしました。活気と賑わいのある「まち」づくり、市民協働の深化や地域が育てる「ひと」づくり、DX推進やSDGsにより若者が活躍する「あした」づくり、という3つの重点プロジェクトを設定し、住みやすく魅力的なまちとなるよう、全力で市政運営にあたってまいります。
※DX(デジタルトランスフォーメーション)…進化したデジタル技術を活かして人々の生活をより良いものへと変革すること。

◆地域産業への新たな支援
本市では、乳製品や鶏卵、レンコンといった農畜産物の生産が盛んです。そのため、基幹産業である農業の更なる発展を目指し「農産物等ブランド化推進協議会」を立ち上げ、市内産の高品質な農産物等の販路拡大や付加価値を高め、市内農業者の所得向上を図る仕組みづくりを開始しました。農産物等のブランド化を通して生産者の皆さまへの効果的な支援を進め、本市全体が豊かに元気になるよう取り組んでまいります。

◆ふるさと魅力向上による財源確保
本市の魅力向上と財源確保を図るため、庁内に「ふるさと納税プロジェクトチーム」を組織し、ポータルサイトや返礼品を拡充した結果、おかげさまで前年度を上回る寄附額を見込んでおります。また、本市の取り組みを応援したいと多数の企業から企業版ふるさと納税を活用したご寄附をいただきました。今後は、これらの財源を活用し、移住定住促進と子育て支援を強化してまいります。

◆新時代のまちづくりへ
茨城空港を核としたにぎわいづくり、多様な地域資源を活用した光地域づくり、人を呼び込むしかけづくりを具現化するため、「小美玉市新まちづくり構想」策定を進めております。茨城空港アクセス道路の開通と、国道6号バイパスの一部である小美玉道路⦅仮称⦆の早期実現により、飛躍的にアクセスの向上が見込めます。さらに、茨城空港の着陸制限の弾力化に向けた運航ルールの見直し合意等による活性化を見据え、恵まれた地域資源と人的資源を活かしながら、活力にあふれ、人が行き交うまちづくりを目指してまいります。

◆特色活かし飛翔する1年に
今後も「教育」「農業」「福祉」「地域防災」「商工観光」の5つの重点施策を着実に進め、これまで築いてきた市民協働による地域活動や、住民主体による豊かな文化芸術活動など、本市の強みや特色を最大限に活かし、市の魅力を高めながら、小美玉市の新時代を目指してまいります。皆さまのより一層のご支援とご協力を賜りたくお願い申し上げます。
結びに、本年が皆さまにとりまして、健康で幸多い年となりますよう、心からお祈り申し上げます。

小美玉市長 島田幸三

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