[3期目の決意]所信表明

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9月2日に行われた市議会9月定例会議で、神達岳志市長が3期目の所信表明を行いました。ここでは、その要旨をお伝えします。

先の市長選挙におきまして、多くの市民の皆さんのご支持をいただき、常総市長として再選することができました。常総市始まって以来の継続を選んでいただいた4年前、そして今回、市民の皆さんの期待に応えるべく身の引き締まる思いと、まだまだ多くの課題を抱える常総市の未来繁栄のための市政運営、その責任の重さを改めて実感しております。2期8年で取り組んできた施策も含め、その基本方針、3期目の取り組みについて申し述べさせていただきます。

■子育て世帯が集まるまちづくりの実現に向けて
産後ケアの充実や子ども家庭センターの整備、経済的負担への支援など子育て環境・教育環境の充実や子どもの居場所づくりなどを進めていきます。

■農業の振興
デジタル技術の活用によるコスト削減と収益力アップを図っていくとともに、6次産業化・地域ブランド化をより一層推進していきます。

■市街地整備などのまちづくり
市民が集う場や子どもが遊びやすい広場環境の創設、道の駅常総から市街地や観光地へ周遊してもらえる仕組み作りをより一層推進していきます。

■地域公共交通での移動手段の充実
JOYBUS、ふれあい号、常総線との連携やライドシェアなど便利な移動手段の充実化を図り、移動困難な方へのサポートを進めていきます。また、ホンダとのAIまちづくりによる「誰でも、いつでも、どこへでも」という移動手段の推進も引き続き行っていきます。

■さらなる防災先進都市へ
国、県と連携した「内水氾濫対策」の強化および田んぼダムの推進、防災拠点の整備や地震も含めた災害への備えをしっかりと進めていきます。

■保健・福祉の充実
高齢化社会に向けた支援・サポート体制の整備をしっかりと進め、医療機関や福祉施設との連携強化を図っていきます。

■移住・定住の推進
新たな産業と雇用の確保を図り、雇用と移住定住施策をマッチングした取り組みや空き家のリノベーションなども含めた利活用を推進、また、Uターン、子育て世帯の移住・定住促進のための住環境整備を進めていきます。

2期8年で積み上げてきた成果をさらに積み上げていきながら、市民の皆さんにこの成長の果実をお届けできるよう、10年、20年先の常総市の未来へ向かって職員と共に様々な施策に取り組んでまいります。