市では、子どもたちへの食育の一環として、東町の生産者10人からなる東町特栽米組合が生産した特別栽培米の「コシヒカリ」を11月限定で市内の全小中学校の給食に提供しました。
11月18日には、大生小学校で地産地消に関する授業が行われた他、子どもたちと生産者との交流給食が実施されました。交流給食では栄養教諭が取材から作成までを行った、特別栽培米が生産されるまでの流れや生産者さんたちの想いが込められた動画が流れ、子どもたちは真剣な表情で見入っていました。
32年前から特別栽培米を生産している田口さんは「子どもたちに安心でおいしいお米を食べてもらえるのは嬉しいこと。さらに多くの人に食べてもらえるようにこれからも東町特栽米組合はチャレンジをしていきたい」と話してくれました。真っ先に特別栽培米を口に運んだ6年生の寺田涼介さん(12)は「いつものご飯よりも甘みも弾力もあっておいしい。生産者さんが一生懸命作っていると分かったから、さらにおいしく感じる」と話していました。
※特別栽培米とは?
化学農薬の使用回数と化学肥料の使用量を通常の半分以下に減らして栽培したお米です。
問い合わせ:豊岡学校給食センター
【電話】24-3949
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