5月12日、市民の広場で「第22回常総千姫まつり」が開催されました。
水海道第二高等学校書道部による書道パフォーマンスで始まった今年の常総千姫まつり。
高校生の躍動する姿に会場が盛り上がり、熱気に包まれた会場に時代衣装を身にまとった観光大使千姫さまの3人が登場すると、華麗な姿で多くの観客を魅了し、その姿を収めようとシャッターを切っていました。
千姫様の菩提寺である弘経寺では、天樹祭が開催され、水海道駅と弘経寺間を運行したボンネットバスを利用し、多くの方が訪れていました。
市民の広場に設けられたステージでは、歌や踊りのイベントが繰り広げられ、訪れた約13,000人を楽しませてくれました。
また、今年は高校生がプロデュースしたステージ「蕾咲祭(らいしょうさい)」が同日に開催され、若い力による新しい試みが、多くの来場者の心を掴み「まつり」にさらなる彩りを添えてくれました。
参加者は「ステージイベントがとても楽しかった」や「千姫さまが綺麗だった」などと笑顔で話してくれました。
◎当日の写真は市公式SNSにも掲載しています
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■イベントを盛り上げてくれた高校生たち
約13,000人が来場した今年の常総千姫まつり。
成功を収めたこのイベントを、高校生が様々な役割で活躍し、盛り上げてくれました。
そんな高校生たちに話を聞きました。
◇01 水海道第二高等学校書道部
毎年、常総千姫まつりのオープニングアクトを務めてもらっており、その躍動する書道パフォーマンスで会場を魅了してくれました。
[水海道第二高等学校 片岡美希さん]
地域を盛り上げるために「書道」という形で貢献したいと思い参加をしました。
当日は風が強かったために準備も一筋縄ではいかず、大変な思いもしましたが、皆さまが見守ってくださる中、パフォーマンスを無事に成功させることができ、部員一同大変喜ばしく思っています。
去年よりもお客さんの数が多く、沢山の人に見てもらえてやりがいも感じる事ができました。
優秀な後輩たちが、今後も市のイベントを盛り上げてくれると信じています。
◇02 水海道第二高等学校マルタ会
毎年、ボランティアとして参加をしてもらっているマルタ会。
会場内に落ちているごみの清掃などを行い、会場を常に綺麗な状態にしてくれました。
[水海道第二高等学校 永塚朱莉(あかり)さん]
地元のイベントだったので、少しでもボランティアを行えたら良いなと思い、今年の常総千姫まつりに参加をしました。
今回の常総千姫まつりには、4月に入学した1年生も参加をしてくれたので、互いに協力をして楽しく活動する事ができました。
当日は、テーブル消毒、トイレのペーパー交換、ごみ拾いを行い、イベントに参加してくれた人が「お疲れ様」「頑張ってね」や「ありがとう」と声をかけてくれたので、やりがいを感じる事ができました。
[水海道第二高等学校 長塚心優(みゆ)さん]
小学生の時から常総千姫まつりに遊びに行っていたので、今度はボランティアで関わりたいと思い参加をしました。
ボランティアを通して地域の人と関わることができたり、ごみ拾いをしている私達に声をかけてくれる人もいて、様々な人と関わる機会にもなり、楽しかっただけでなく、やりがいも感じることができました。
ごみを見つけたら拾って、私たちに届けに来てくれた人もいて、ボランティアとして常総千姫まつりに参加したことで、いい経験をすることができました。
◇03 蕾咲祭(らいしょうさい)ワーキンググループ
常総千姫まつりの同日に開催した高校生が企画・運営を行うイベントの蕾咲祭。
今年は14名の高校生が活躍してくれました。
[水海道第一高等学校 平田大和さん]
蕾咲祭では司会を担当したのですが、学校でやる雰囲気とは違うので、イベント前は不安もありました。
実際にやってみると、司会をしている中でイベントに来てくれたお客さんとの繋がりを持てたことが、とても嬉しかったです。
また市のイベントにも参加したいと思います。
[水海道第二高等学校 弦巻仙(つるまきせん)さん]
今は無事に蕾咲祭が終わって、ホッとしています。
新型コロナウイルス感染症の影響で、校内の関わりをあまり持てなかったのですが、蕾咲祭ワーキンググループに入ったことで他校や地域との関わりを持てたのが嬉しかったです。
参加した僕たちだけでなく、水海道二高としても変わることができるきっかけになったと思います。
◇04 石下紫峰高等学校吹奏楽部
蕾咲祭で、水海道第二高等学校吹奏楽部との合同演奏会を行い、会場を大いに盛り上げてくれました。
[石下紫峰高等学校 山﨑百夏(ももか)さん]
今年の蕾咲祭は、多くのお客さんにお越しいただけて、とても楽しく演奏ができました。
他校の吹奏楽部との合同演奏は初めてだったので最初は驚きや不安もありましたが、普段より大人数で演奏が行えて夢の様な体験ができました。
また機会があれば一緒に演奏を行いたいです。
◇VOICE 担当者の声
[商工観光課 鈴木祐太]
イベントの企画・運営にとどまらず、会場内でのボランティアなど様々な場所で高校生たちが「力」を発揮してくれたおかげで、大盛況で終わることができました。集まってくれた高校生の皆さん、本当にありがとうございました。
来年度も蕾咲祭ワーキンググループのメンバーを募集予定ですので、ぜひ、高校生の皆さんの参加をお待ちしています。
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