■ロゲイニングってどうやるの?
地域の魅力を再確認できるロゲイニング。テストプレイの様子を踏まえ、そのやり方をご説明します。
▽01 地図の配布と作戦タイム
どうしたら効率よくポイントを稼げるか、チームで地図を見ながら作戦会議。
▽02 チェックポイントで写真撮影
チェックポイントに着いたら、チーム全員を入れて写真を撮影し、写真をスマートフォンから所定のアプリケーションに登録して、ポイントを獲得。
▽03 制限時間内にゴール地点へ
制限時間内にチーム全員でゴールを目指します。遅刻するとペナルティがあるので注意が必要です。
▽04 結果発表
獲得したポイントの集計を行い、ポイントの合計点で順位を競います。
《VOICE》
■ロゲイニングを通じて地元愛が醸成されたメンバーに改めて常総市の魅力を聞きました。
▽16人の熱意が地域を動かす
常総市の活性化を目指し、結成されたグループのメンバーが企画したロゲイニングは、自らの成長だけでなく、参加した生徒たちに地域への新たな発見と地元愛の醸成をもたらしました。
昨年10月、水海道の街なかを舞台に実施されたテストプレイでは、参加した中学生から「常総市にこんな場所があったなんて知らなかった」「常総市がもっと好きになった」といった声が多数寄せられました。
この結果を基に、メンバーたちは市長に熱い思いを伝え、市を巻き込む大きな流れへと発展させました。
中学生たちの情熱が、地域を大きく動かす力となることを証明した16人の物語。
グループのメンバーは、今後更なる活動を通じて、常総市の魅力を発信していく予定です。
今後の活躍に期待が高まります。
※詳細は、本紙またはPDF版をご覧ください。
《担当の先生にインタビュー》
■地域を学び、成長する子どもたち
水海道第一高等学校 附属中学校 教諭
間宮宗孝さん
本校では、地域とのつながりを大切にしながら、生徒主体の探究活動を行っています。今回のロゲイニングイベントでは「常総市の魅力を再発見する」ことを目的に、生徒が企画・運営を担い、地域資源を活用したイベントづくりに挑戦しました。
活動を通して、生徒たちは、歴史的建造物や自然豊かな景観、地域の方々の温かさを実感しました。登下校では気づかなかった神社や街並みを知り、店舗や施設の方々と直接関わることで、常総市の魅力を深く理解する機会となりました。最初は緊張していた生徒も、地域の方々に温かく迎えられたことで自信を持ち、積極的に行動するようになりました。
また、並行して挑戦したIBARAKIドリーム・パスでは、伝えることの難しさを学びながら、自分たちの思いを発信する力を養いました。
こうした経験を通じて、生徒たちは、自分たちが地域と関わることで社会をより良くできることを実感しました。今後も本校は地域と連携し、生徒が主体的に社会と関わり、未来を切り拓く力を育んでいきます。
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