市では、株式会社本田技術研究所との協定をきっかけに、市で育った子どもたちが将来地元で働けるようAI企業の誘致に取り組んでいます。この実現に向けて、子どもたちに向けたキャリア教育やAI教育を展開し、将来のAI人材育成を目指すまちづくりに取り組んでいます。
■子どもたちにAIを身近に感じてもらう取り組み
▽ロボットプログラミングを体験
将来のAI・理系人材の育成を目的に、昨年11月から今年2月にかけて市内小中学生を対象にロボットプログラミング講座「AI-Formula Kids」を開催しました。合計4回開催した講座には、小学2年生から中学2年生までの子どもたち34人が参加し、講師からAIについての説明を受けた後、実際に自分たちでロボットを動かすためのプログラミングを行い、動いたロボットに感動した表情を浮かべていました。
参加した小学生は「自分たちが考えたプログラムでロボットが動き、とても楽しかったです」と話していました。
▽子どもたちが様々なアイデアを発表
2月11日、石下総合福祉センターで、市内小中学生を対象に「未来にあったら、みんなが住む常総市がもっとよくなるアイデアを考えよう」をテーマとしてこどもアイデアコンテスト発表会を開催し、10人の小中学生が特設ステージで自分たちが考えたアイデアを発表しました。
発表会では「フードロスを減らすロボット」や「会いたい人の写真から声などを生成し、その人と会話ができるマシン」など、子どもたちならではのアイデアが発表され、観客からはたくさんの拍手が沸いていました。
▽担当者の声
商工観光課 冨山和弘
今回のように、AIを身近に感じてもらえるような取り組みをこれからも行っていきますので、ぜひ皆さんのご参加をお待ちしています。また、教育分野だけでなく他の様々な分野でも、課題解決に向けて市民の皆さんと一緒にAIを活用したまちづくりを進めていき「常総市に住んで良か商工観光課 った」と思っていただけるよう取り組んでいきます。
問い合わせ:(水)商工観光課
【電話】内線2440
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