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健康通信

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千葉県鋸南町

■あなたの骨は大丈夫?骨粗しょう症予防を
閉経を迎えた女性や、若いときに極端な食事制限をした人、運動不足、偏食、たばこを吸う、お酒を飲む量が多い、糖尿病や慢性腎臓病の人は骨粗しょう症になるリスクが高いです。高齢の方は、骨折をきっかけに歩けなくなったり、寝たきりになったりします。
昨年の町の骨粗しょう症健診では、受診者の3割が医療機関の受診を勧められました。その内3割が骨粗しょう症と診断され、50代前半や60代前半の方が半数以上でした。
今年度は9月頃に健診を行います。対象は40歳~70歳の女性で5年に一度健診を受けることができます。検診は手首周辺に微量のX線を照射し、時間は5分くらいで負担が少ない検査です。骨粗しょう症予防のポイント

▽1.骨の成分であるカルシウムを十分に取る。
牛乳、チーズ、ヨーグルトはカルシウムが豊富で吸収率も優れています。いわしの丸干し、ししゃも、ひじき、切り干し大根、大豆製品などにも多く含まれています。

▽2.バランス良い食事を心がける。
丈夫な骨を作るためには、たんぱく質やビタミンDも必要です。たんぱく質を多く含む食品には、魚、肉、卵、大豆製品があります。ビタミンDは、きくらげ、干ししいたけ、まぐろ、うなぎ、鮭などに多く含まれています。

▽3.カルシウムの吸収を阻害しないようにする。
たばこ、アルコール、コーヒー、食塩のとりすぎ、インスタント食品やスナック菓子に含まれるリンの取りすぎは、全身の血流を悪くし、骨粗しょう症のリスクを高めます。これらは、カルシウムの吸収を阻害するので注意しましょう。

▽4.適度な運動をする。
運動は骨に刺激を与え、新陳代謝を活発にし、骨を丈夫にします。野外での日光を浴びた運動は、ビタミンDの合成を促進し骨の生成に役立ちます。家の中でできる体操なども実行して骨の老化防止や健康づくりに努めましょう。

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