◆ヤマコウバシ
(クスノキ科 クロモジ属)
関東地方以西の本州、四国、九州に分布する落葉低木です。雄と雌の株は別ですが、雌株しかなく、雌株だけでも実を結びます。葉は枯れても枝についたまま冬を越し、翌年の春になってから落ちます。冬芽の中には、春に伸びる葉と花がいっしょに入っています。名前は、山に生え、葉や枝を折るとよい香りがすることによります。
今月号をもちまして、「御前山ビオトープ周辺の植物等」の掲載を終了いたします。長きにわたり、ご愛読いただき、ありがとうございました。
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