◆噛むといいこといっぱい!
「よく噛んで歯の病気予防、肥満対策!」
食べ物をよく噛むことで、唾液が分泌され、虫歯や歯肉炎の予防につながります。また、脳の満腹中枢を刺激し、食べ過ぎの改善にもつながります。近年の調査では、食べるスピードが速い習慣がある人には肥満者が多いことがわかっており、ゆっくりよく噛んで食べることは、肥満対策のひとつとされています。ひとくちあたりの噛む目安は30回と言われていますので、1回の食事の噛む回数や食事時間を、この機会に確認してみましょう。
◇食材選びや切り方で噛む回数を増やす!
噛む回数を増やすためには、主食をパンや麺類から雑穀米にする、根菜類やイカ・タコなどの噛みごたえのある食材を使用する、食材を大きく切るなど食材選びや切り方を工夫するのも方法の一つです。
◇よく噛んで食べよう!管理栄養士おすすめレシピ
「コンニャクとレンコンのキムチ炒め」
歯ごたえのあるレンコン、コンニャクを使用した、自然と噛む回数が増える副菜レシピをご紹介し
ます。
材料(1人分):
・コンニャク…40g
・レンコン…25g
・シメジ…20g
・キムチ…20g
・ごま油…2g(小さじ1/2)
・しょうゆ…2g(小さじ1/3)
・みりん…3g(小さじ1/2)
栄養成分(1人分):
作り方:
(1)コンニャクは横半分に切り、薄く切ってさっと下茹でする。
(2)レンコンは食べやすい大きさに薄く切り、水にさらす。シメジは石づきを切り落として手でばらす。キムチは大きい場合は切る。
(3)フライパンにごま油を入れて熱し、レンコンを入れて炒める。火が通ってきたら、コンニャク、シメジ、キムチを入れ、しんなりしてきたら、しょうゆとみりんを入れて炒め合わせる。
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