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[特集]関東一の大鍋 やまがた宿 芋煮会(2)

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茨城県常陸大宮市

◆イベント当日、芋煮汁が提供されるまで
(1)前日と当日早朝5時半から大鍋をはじめとした調理器具の洗浄を行います。洗剤や高圧洗浄機を使い、調理前に2回洗い上げられます。

(2)主役のサトイモは、皮をむいた状態で朝6時半ごろ会場に運び込まれます。会場内に設置したシンクでぬめりなどをとっていきます。

(3)芋煮汁のうまみのベースとなる鶏ガラは、直径約1mの釜2つを使い、朝5時半から約3時間かけて煮出します。

(4)8時ごろ、かまどの薪へ点火します。端材などを中心とした2tトラック2台分にもなる薪をかまど内いっぱいに詰め込みます。薪は、芋煮が終わるまで燃え続け、1日で用意した薪のほとんどが消費されます。

(5)約1時間ほどかけて大鍋内の水が沸騰した9時ごろ、主役のサトイモを皮切りに、直前に散らすネギ以外の食材が投入されます。サトイモは写真内の黄色のかご28個分もの量が使われます。提供直前まで味を調整し、約5時間半かけて作られた芋煮汁が来場者へと提供されます。

◆おうちでイベントの味!芋煮汁を作ってみよう
伝統の味をご家庭でも再現できるレシピでおうちでも芋煮汁を味わってみてください。7つの食材は、道の駅常陸大宮〜かわプラザ〜で購入することができます。日によって食材の入荷状況などが異なる場合もありますので、確実に手に入れたい方は道の駅常陸大宮へお問い合わせください。

◇材料(5人分)
・サトイモ…500g
・奥久慈しゃも肉(鶏肉)…150g
・スライス干しシイタケ…15g
・コンニャク…1枚
・イモガラ…10g
・ゴボウ…1/2本
・ネギ…1本
・水…1ℓ
・酒…100cc
・だしの素(かつお)…大さじ2
・しょうゆ…適量
・砂糖…少々

◇作り方
(1)サトイモは皮をむき、一口大に切る。
(2)スライス干しシイタケとイモガラは水で戻す。スライス干しシイタケの戻し汁はこの後の工程で使用するのでとっておく。イモガラは1〜1.5cmに切っておく。奥久慈しゃも肉(鶏肉)は、小さめに切って、ゴボウはささがきにする。ネギはななめ薄切りにする。
(3)鍋に水を入れて火をつけ、沸騰したらサトイモとしょうゆ少々を入れ、強火で煮立てる。サトイモが浮いてきたら中火にして、奥久慈しゃも肉(鶏肉)、コンニャク、ゴボウを入れて煮る。この時、「アワ」を取らずに「アク」をていねいに取り除き、スライス干しシイタケ、イモガラ、スライス干しシイタケの戻し汁、酒を入れ、ひと煮立ちしたら、だしの素(かつお)、しょうゆ、砂糖を入れ、味見をしながら整える。
(4)火を止める直前にネギを入れる。

問い合わせ:道の駅常陸大宮~かわプラザ~
【電話】58-5038

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