令和5年11月5日に開催した「常陸大宮市有機農業シンポジウム」で、鈴木市長による「オーガニックビレッジ宣言」を行いました。この宣言は茨城県内の自治体では初めてとなるものです。今後は、「常陸大宮市有機農業実施計画書」(令和6〜10年度)に基づき、有機農業の推進を図っていきます。
◆「オーガニックビレッジ」とは?
有機農業の生産から消費まで一貫し、農業者のみならず消費者、地域内外の住民とともに地域ぐるみの取組を進める市町村のことをいいます。
◆オーガニックビレッジ宣言
「子どもたちに最高の給食を届けたい」この思いから、令和3年度に常陸大宮市有機農業推進計画を策定し、今現在、「茨城県環境負荷低減事業活動の促進に関する基本計画」における「特定区域」に設定された有機農業モデル団地を中心に、市内での有機農産物の生産を加速化させています。
食は、身体と心をつくる生命の源であります。安全で安心な食を提供していくことは私たちの世代に課せられた重要な使命であることに加え、今や世界の趨勢(すうせい)となったオーガニックへの大きな流れは、人々の健康と持続可能な農業の振興に必ずや貢献していくものと確信しております。
常陸大宮市はオーガニック学校給食実現をきっかけとして、生産者と消費者それぞれの理解と連携を深めつつ、その先にある有機農産物の生産から消費までを地域全体で推進する取り組みを全力で展開することを誓い、ここにオーガニックビレッジ宣言をいたします。
令和5年11月5日 常陸大宮市長 鈴木 定幸
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