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かがやきだより

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茨城県常陸大宮市

胃がんは早期発見で生存率が大幅に上がります!

◆胃の内視鏡検診を受けましょう
かつてはがんの中で1番死亡率が高かった胃がんですが、内視鏡検診を含むがん検診の普及とがん治療の進歩もあり、現在では、3番目に死亡率が高いがんになりました。
一生のうちに胃がんと診断される人の割合は、男性の9人に1人、女性の19人に1人と言われています。また、胃がんは進行度により、生存率が大きく変わります。早期の進行度であるI期で治療を開始した場合、5年後生存率は94.6%ですが、進行したIV期の5年後生存率は9.0%まで下がります(図1)。
胃がんはできるだけ早期に発見することが重要です。2年に1度を目安として、定期的に内視鏡検診を受診し、早期発見に努めましょう。

・図1

(出典)国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」、国立がん研究センター2009年から10年がん診療連携拠点病院等院内がん登録5年生存率集計

◇まちのお医者さんからメッセージ
胃がんの発症初期は自覚症状がありません。早期発見すれば、外科手術による治療ではなく、内視鏡切除で体への負担が少ない治療ができる場合があります。ぜひ、早期発見のために検診を受診しましょう。器械も進歩しており、小指より細い内視鏡や、喉の違和感が少ない経鼻内視鏡もありますし、どの医療機関でも経験豊富な医師が検査を行っています。お越しの際は、以前の結果報告書があればお薬手帳と一緒に持参してください。
常陸大宮市胃内視鏡検診運営委員会 小島正幸医師

◆常陸大宮市の胃内視鏡検診助成制度
◇対象になる方
令和5年度内に51歳以上かつ奇数年齢になる方
※自覚症状のある方、治療中の方、集団健診で胃がん検診(X線)を受診した(する)方、市の人間ドック補助金を申請した(する)方は対象外です。

◇検診費用
4,000円

※全額自費の場合、約19,000円かかりますが、助成を利用すると8割ほど安く受診できます。

胃内視鏡検診の対象になる方には、5月下旬に受診券をお送りしています。再発行も可能ですので、二次元コードまたは電話でお申し込みください。
※詳細は本紙をご覧ください。

問い合わせ:総合保健福祉センター「かがやき」内 健康推進課
【電話️】54-7121️

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